おはようございます。
ふと、夏休み中の書評をアップし忘れていたことに気づきました。
そこで、今日明日の分は書評をいくつかお届けします。
今回は、野球日本代表監督だった栗山英樹さんの考え方をまとめた本です。
栗山さん自身が読書家で、さまざまな言葉や考え方を知っているため、
本の中に出てくる言葉には、深みがあるように感じました。
私が印象に残った言葉は、
「すべては反対から始まる」
というものです。
チームの有力選手が9回にフォアボールを選んだ際に、
代走を出して勝負に出たという話がそこにくっついていました。
自分がどうすべきかという視点だけでなく、相手の視点でどうされると嫌かを考えると
自然と答えが出てくるというのです。
今はこの考え方はクリティカルシンキングなんて言います。
非常に勉強になる一冊でした。
令和5年9月14日(木)