♯黒板エッセイ

【高等学校】教育現場に立つ初任者を助けよ

生徒へのメッセージと日々の気づきをアップしています。教員15年目

【初任研】保護者会、参観して何を学ぶか

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▼ 保護者会スタート

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昨日から夏休みという学校が多いと思います。本校もその流れを踏襲していて、直前期に保護者会を実施します。何を話題にするか、それぞれの学年で何を保護者に伝えておくべきか。今回はそのことを中心に考えるよう伝えました。
後ほど私の経験から各学年で伝えるべきポイントを挙げますが、初任者本人の感じたことは「保護者は思ったより関心が薄い」ということだったようです。それは、事前に質問があれば教えてくださいと伝えてもほとんど出てこないからだそう。この辺りも含め、保護者会の意義を改めてどこかで伝えていければなと思います。



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▼ 高校1年生で伝えるべきこと

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まず1年生では、中学と高校の違いを知ってもらうことが必須です。中学では全て不登校であっても卒業できますが、高校はそうではありません。だから、欠席を数日したら即退学と考える保護者も少なくありません。その辺りを中心に話すのも良いし、中学の時の成績と高校の成績が大きく変化する生徒もいますから、今後の学習目標と進路の見通しについて話すのも良いかと思います。
あとは、類型選択です。普通科であれば文型か理型、専門科であれば学科・コース、総合学科であれば系列を選択していきます。進路に応じてどのような選択が良いか、生徒と保護者両方の意見を聞いて結論を出していきます。
もちろん普段の高校生活について話せるようにしておくことも大切です。


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▼ 高校2年生で伝えるべきこと

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2年生では、学校生活にも慣れ、受験も近くないことから、目標を見失いがちです。だからこそ、担任の立場で今生徒達に考えさせたいと思うことや、保護者に準備しておいてもらいたいことを伝えます。
私の場合は、早めに進路の話題を出します。早い生徒は、学校を一校に絞っています。だから、多くの学校のオープンキャンパスに参加し、その一校の魅力を客観的に語れるよう助言するとともに、幅広い選択肢を持てるよう誘導していきます。
また本校では総合型選抜の受験者が多い傾向があるため、総合型選抜の日程を提示し、受験校決定と受験準備は早ければ早いほど良いという伝え方もします。(もちろんそのリスクも併せて伝えますが、従来の3年2月試験というイメージを払拭することを優先しています。)


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▼ 高校3年生で伝えるべきこと

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3年生ともなれば、進路別に話を具体的に進めていきます。専門学校進学者はすでに動き始めている場合が多いですから、その後の学校生活について詳しく考えていきます。就職希望者は夏休み返上で準備をしていくため、その日程の確認をしますし、大学進学者もどの試験で挑むかという見通しを、保護者の意向を訊きつつ、立てていきます。


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▼ 夏休み前最後の日

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明日から夏休みというタイミングで、何も打ち合わせせず、いきなり本人へ話題を振ってみました。夏休みに向けて頑張って欲しいことを本人なりの言葉で伝えてくれました。別にそんな話をしなくても良い、生徒達はそう思うかもしれませんが、担任、副担任の言葉で伝えるという形こそ必要だと私は考えます。
私が先生として大切にしていることは、区切りとなる瞬間を作ることです。普段から授業の始めと終わりに挨拶をしていますが、それ以上に夏休み前最後の日には、校長から、学年主任から、そして担任から(集団のトップから)それぞれの言葉で区切りとなる言葉を伝えることで、今日が終わりの日であり、始まりの日であることを無意識に感じさせることが大切なのです。さらに私が目指しているのは、いかに短く、いかに印象に残る言葉を残すかです。


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▼ 夏休みはどうする?

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最後に生徒達に伝えたことを書いて終わりとします。来週から学習会があるし、もちろん部活動もあるし、インターンシップもボランティアも始まるし、オープンキャンパスにも、遠くへ旅行へ行くことも、近場で遊ぶことも、家でのんびりすることもあります。その中で大切にして欲しいことは、生活リズムの固定と、計画的に◯◯することです。遊ぶことは決して悪いことではありませんから、全てのやりたいことをやり切るためには、計画が必要です。だから、遊びまくり勉強しまくりボランティアへ行きまくれるよう計画を立てれば良いのです。
これは私も大切にしたいことなので、昨日の午前だけはだらだらしましたが、今日から計画的に頑張ったりサボったりしたいなと思います。初任者本人とのコミュニケーションも引き続き大切にしていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



令和8年7月19日(日)

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【初任研】文法はどう扱うか

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▼ 研究授業を観に行く

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月曜日はいつも話題にしている初任者とは別の初任者の先生が研究授業をされていました。私はたまたま空いている時間帯だったので参観させてもらいました。単元は数学の背理法で、名探偵コナンの例から証明の仕方に話題を移すという発想はさすがの発想力だなと感じました。
その後、初任者本人に講評を伝えるタイミングがなく、火曜日が不在だったので、記憶の新しいうちにメモを残して机上に置いておきました。水曜日に焦った様子で話を聞きに来てくれましたが、ここの研究授業→講評の流れは、その日に完結できるよう、いかに工夫するかも含め教えていかなければなと感じました。

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▼ 夏休み前にプリントが終わらない

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同じ月曜日に、お向かいの初任者本人より、授業時間数を考えると、言語活動ができないという申し出がありました。それでも何とかやって欲しいところですが、いきなりそれを要求するのは難しいので、ちょうどそのクラスの自習監督を任されたタイミングもあり、そのプリントの8割方を私の方で済ませておきました。
本人がその後2割をどう処理するかは考え所ですが、見通しをもって計画を立てる大切さは二度の失敗で実感してもらったと思うので、今後に期待したいと思います。

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▼ 研究課題をどうするか

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先生になると、教育論文を書く機会があります。私も課題研究という形で発表したり、教育論文という形で提出したりしたことがあります。本人も初任者研修の一環としてあるようで、夏休みに進めるべく相談しに来ました。
本人の課題意識として、古典の文法学習の在り方があるようで、1時間に現代語訳(口語訳)と品詞分解を行い、内容読解に進むという旧来的な手法に違和感を抱いているようでした。現代語訳を穴埋め程度で行いながら内容読解や探究的な問いを交えつつ、後半に文法学習を取り入れることで、文法に対する苦手意識の改善を図るという方向性で研究しようと考えていました。
しかし、文法を理解するという言葉の解像度が低いように感じたため、改めて2人でシミュレーションしてみました。
①識別問題のレベル感
例えて言うならば、
花咲かなむ、花咲きなむ
の違いが説明できるかというところまで、古典を学ばせるかというこちらの指導方針についてです。古典を受験科目としてではなく、教養として学ぶ層にとっては、未然形接続か連用形接続かなんてことまで深く扱うべきなのかという問題です。そのレベルまで必要ではないのに、深く求められていて、負担感が強く、文法が苦手と思う生徒がいたとしたら、そこは改善できるのではないか、という話題です。

②古典不要論
そもそも文法に限らず、古典の学習自体に必要性を感じていない場合です。本人は、現代との文化の違いや共通点について学ぶことが視野を広げるというメリットを生徒たちに考えさせたいと思い、私は文法的説明のプロセスを踏むことが論理的思考につながるというメリットを生徒たちに実感させることが大事だと考えます。どちらも間違いではありませんが、1つ言えるのは古典の魅力を伝える延長線上に、文法を組み込まなければならないということです。
私たちの仕事は本来、古典の魅力を伝え、体感してもらうものだと考えますが、その過程として古典を学ぶメリットが感じられるものが必要になってきます。ここを本人がどう捉え、どのように組み立てていくかをよく考え、研究していって欲しいなと切に願います。

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▼ 月曜日から保護者会

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来週に向けて、見学させて欲しいと声をかけてきたので、どこを観に行くのか聞いたところ、私のクラスでは国公立志望、進路が明確な私大志望、専門学校志望、就職志望、進路が不明瞭な生徒(重複あり)を選んできました。また自分の普段面倒を見ている部員を1年生、3年生の保護者会で参観させてもらうようで、この辺りの感想はまた聞かせてもらいたいなと思います。
事前準備として、一連の流れや話題のネタになるような資料を集め、本人たちに共有しました。実際に参加してみて、いろんなことを感じてもらえたらなと思います。
例えば今回のもので言えば
①成績、②科目選択、③修学旅行、④進路
特に④進路は、本校が多様な進路形態を取る生徒の多い学校という特徴を持つため、進路に応じてさまざまな話ができるよう、河合塾や本校進路指導部、私の過去の進路指導資料を参考に進めていきたいと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



令和8年7月12日(日)

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【初任研】担任業務の難しさ

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▼ 毎週火曜日と木曜日

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今週より、火曜日と木曜日に朝礼と終礼をお願いすることにしました。いつも自分がやっている中で、ホワイトボードに連絡事項を書くことと、鍵の管理、出席簿や出席黒板の記入をお願いしました。毎朝の清掃と黒板エッセイは私の貴重なルーティンなので渡さずに行っていますが、このことの大切さを感じでくれるようになればなと思っています。
ちなみに火曜日の意味は、研修のために授業が1時間も入っていないこと。木曜日の意味は、連絡事項が多い傾向にあることと、なぜか欠席遅刻が多い傾向にあることです。(今週も木曜日に2人遅刻でした。金曜日まで頑張れないのは何かあるのでしょうか。)
連絡事項を伝えようと努力するほど時間が長くなるというのが初任者本人の悩みです。事前準備をしっかりしていれば解決できるレベルですが、まだそのことには気づいていないのでそのままにしておこうと思います。


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▼ 今週も授業見学を

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今週もとあるクラスの授業を見学し、後ほどフィードバックしました。以前と比べて時間の使い方が上手く、テンポよく展開できていたので正直嬉しかったです。ただし、教科書と具体例のバランスをやや崩しているような感じを受けたので、教科書の本文に必ず立ち返るよう助言しました。
その後、私が先日、本人が研究授業で扱った内容を少しアレンジして行うことを決め、そこでも具体例を扱った言語活動と、本文との関連性をもたせた授業展開を企画し、見せることにしました。


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▼ 研究授業を私がやってみた

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今回扱った話題は、ズバリ方言でした。本人は芸能人の写真を3種類用意して、岡山弁、京都弁、大阪弁から受ける印象を考えさせ、その後、地元の方言ではない方言を、様々な場面で用いることに対して、あなたはどう考えるかまとめるという活動を行いました。
私もそれに倣って、岡山弁、大阪弁、博多弁を用意してそれぞれ男女の芸能人と「少し手伝ってくれませんか」の言い換えに絞って考えさせました。その結果、本人の授業では「怖い」「強い」と言った内容が出てきて、私の方では「ぶりっこだと思う」「圧を感じる」と言った内容でした。それぞれ受け持つクラスのレベルや雰囲気によるものであるため、私の発問が良かったとは言い切れませんが、発問1つで反応が変わることを示せたと思います。
具体的に言えば以下の通りです。

あなたはこの方言からどんな印象を受けますか?
→あなたはこの方言と、写真の人のイメージは合っていると思いますか?違和感を覚えますか?その理由は?

本文との関係性については、生徒から出た意見と本文内容を照らし合わせて解説するに留まりましたが、今後の見通しが立つような展開だったため、本人もいろいろ考えられたようです。


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▼ 成績処理とは何か

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今週成績処理もありました。各学校で成績の付け方は微妙に異なるため、本校の成績の付け方と評定の変わり目についての検討の仕方について、教科会後に解説しました。
特に本人が理解できていなかったのは、各評定の分布とそのバランスでした。当然ここは定期考査の点数が低すぎたり高すぎたりするとバランスが崩れるのですが、そこを話し合いながら評定のラインを変更することになるため、ここは机上の空論より実践して学んでもらうことにしました。


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▼ 入室許可証を書かせられない

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今週1つ気になったこととして、遅刻した生徒の対応がありました。その生徒は遅刻して職員室へ行くことを面倒くさがり、入室許可証を取りに行きませんでした。そこで初任者本人にお願いしたのですが、途中で連れて来られなかったみたいで、生徒が来ませんでした。
私はすぐさま生徒を職員室まで連れてきてすぐに書かせました。こちらが一言声をかければその通りに動いてくれる、と考えるのは平和ボケも良いところなので、ここはしっかり話をしていきたいなと感じました。


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▼ 保護者会に向けて

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いよいよ再来週から保護者会が始まるため、本人を含む3人がいろんな先生に保護者会を見せてもらうようお願いしに行っていました。学年によっても時期によっても、話すべき内容が異なるため、まずはそういったことを感じ取ってもらえたらなと思います。私自身、12年ぶりの高校2年生担任であるため、いつも以上に丁寧に準備を進めています。そういったことも含めて来週は書いていければなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



令和8年7月5日(日)

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【初任研】ドタバタの授業研修

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▼ 授業研修前日

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先週末に指導案を完成させ、月曜日に最後の打ち合わせをしました。指導案、学校パンフレット、本日の日程などの資料。会場となる会議室、視聴覚室もレイアウトを確認して当日を迎えます。
初任者本人は方言に関する授業を考えていたようで、大地真央のアイフルのCM、名探偵コナンの服部平次、お笑い芸人の千鳥の写真を印刷して黒板に貼ったらどう見えるかを探っていました。どうなるか、自分もドキドキしながら1日を終えました。


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▼ 初任者来校、誘導が上手くいかず

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初任者は1時間目相当の時間を使って、会場へ集まり、2時間目相当の時間を使って、校内見学や学校案内を受けます。1時間目から始まらないのは、当然遠くから来校される方もいるからで、本人はその受付業務から仕事をスタートさせます。私は1限も2限も、もっと言えばこの日の空き時間はなかったので、間の10分間で様子を確認しました。資料が足りなかったようなので素早く手渡して、ここのトラブルはなかったようです。
その後、2時間目の途中で校内を周って来ました。私はテスト返しで振り返りシートを書かせていたので、廊下の皆さんとしっかり挨拶ができ、なるほどこういう人たちに見られるのだなと感じました。
3時間目は、本人の研究授業でした。自分は2限を5分だけ早く終わり、あとはロイロノートに投稿しておいてね!と生徒の良心に任せて一足先に会場を見ました。あいにく生徒たちは2限が体育だったので、会場を24℃設定まで下げ、生徒たちを待ち受けました。
生徒たちが来たら素早く座らせ、あとは先生が来るだけ、という状態でしたが一向に来ません。とうとうチャイムが鳴ってしまったので、仕方なく、ロイロノートを開いておくように指示して待たせました。
数分後、本人が来て「出発が遅れました」とのことで、急いで授業を始めてもらいました。初任者が先だと、こういうトラブルが起こりうるのだなと思いつつ、大量の参観者がいる中、授業がスタートしました。


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▼ 前半は楽しげ、後半は少しつまらない?

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前半は4人1組のグループを作って、方言が人に与える印象について話し合うという展開でした。非常に興味深く、生徒たちから「関西弁は怖い」というコメントが出て来て、その理由が非常に気になりました。(私の予測は、音声を流さず、文字で考えたことで与える印象に恐怖が加わったのではないかということでしたが、実際は分かりません。)
後半は方言について理解を深めた後に、本文を読みながら、自身がコスプレをしてキャラを演じるように方言を使用する例が見られることについて、筆者はどう捉え、生徒たちはどう考えるかを考えさせました。展開としては面白かったものの、生徒たちは、普段方言を意識して使っていないため、「使いたいなら使ってもいいと思う。自分は何とも思わない。」という冷めた意見が多く、授業していた本人は期待と違う答えに戸惑いながら何とか授業を終わらせていました。

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▼ 少しだけ私の話

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4時間目は私の示範授業でした。どんな授業を行ったかは想像にお任せしますが、皆さんから「楽しかった」という言葉をいただいたので良かったのだろうと思います。
私が大事にしたこと(初任者に伝えたかったこと)は3点ありました。

①メリハリをつける
チャイムが鳴った瞬間に号令をかけ、鳴った瞬間に授業を終わらせる。話す時間と見る時間、考える時間と聞く時間、それぞれの時間をしっかりと区別して授業を行う。
②総合との関連性を意識した授業を行う
今回の教材では「問いを立てる」というキーワードがあったため、問いを立てることを実践的に取り組ませ、総合で行っている探究活動との繋がりを普段の授業から大切にしていることを伝える。
③授業の山場を作る
1時間の中で、これはできるようになった!と思えるものを掲げ目標とし、そこに向かって深く考えさせる場面を授業内で作る。

これらは5時間目の研究討議で話題になっていたので、一定の成果は得られたのだろうと感じました。

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▼ 質問攻めに会う私

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5時間目はそれぞれが感じたことを付箋に貼り、模造紙に貼りながらグループで発表資料を作るという形式で話が展開していきました。先述の通り、6時間目も授業だったので5時間目は私への質問タイムのような形でした。
初任者の質問としては
・発問はどう作るのか
・教材の通読は第一次の授業ですべきか
・教材の補助的な資料はどう見つければよいか
・普段の授業でロイロノートをどう使っているか
・ロイロノートが使えない場合、何を使えばよいか
・生徒を当てる時に心がけていることとは
・授業作りで大切にしていることとは
などでした。答えにくいものから、答えのないものまで様々でしたが、私の考えをお伝えしました。その後は本人の研究授業を中心に、今回の教材であればどう展開するのが良いかということを話し合ったようです。
本当におつかれさまでした。その日の最後、机を見たら、本人の机には大量のお菓子と温かいメッセージが。私にもくださった方がいて、温かい職場だなと感じました。


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▼ 担任業務の多さ

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夏休みまでは研究授業は行わないとのことだったので、ここからは担任業務を本格的に伝えていこうと思います。毎週火曜日と木曜日の2回を任せます。
手始めに木曜日を任せたのですが、本日の連絡事項、配付物、欠席者への連絡、出席簿や出欠黒板への記入などやることが多く全く回っていませんでした。そのまま失敗させても良かったのですが、今週はこっそりフォローを入れておきました。来週からはたくさん失敗させつつ、保護者会に向けての話もしつつ、担任業務について考える時間を増やしたいなと思います。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


令和8年6月27日(土)

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【初任研】初めての採点、返却、成績処理。

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▼ あぁ…、えぇ!?、うん

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定期考査が終わり、初任者本人は人生初の採点作業に突入しました。本人は赤ペンでの採点というイメージを強く持っていたようですが、実際は自動採点システムを使うのが一般的なので、スキャンしてPCと睨めっこしながらの採点を試行錯誤しながら行っていました。
採点中、生徒の解答を見ながら珍回答が出れば爆笑し、言葉の使い方が不十分なものには、ひたすら悩んで減点して採点していきます。私もそうなのですが、本人もその時に思わず声が出てしまっていて、向かいに座っている私にはそれが微笑ましく感じられました。


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▼ 答案返却のミス

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先日答案返却をし、テスト直しをさせようとしていたようなのですが、生徒から「自分の字が小さすぎて確認できません。」と言われました、と報告があったので違和感を覚えて聞いてみました。案の定、自動採点システムの答案は返却していたのですが、元の答案は返却し忘れていました。
おいおいと思いつつも、私も何度もやったことがあるので気をつけたいなとも思いました。


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▼ 習熟度別のクラス編成

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自校では、古典探究において習熟度別クラスを編成しています。年度初めは、1年次の言語文化の成績を基に、ほぼそのまま編成しました。今回のテストを受けて、同じようにクラス分けをしようと考えたのですが、とある生徒のぼやきを聞いて考えが変わりました。
その生徒は「先生のクラスで相性が良いから成績が上がるのに、成績が上がったら上位クラスに入れられて相性悪くてまたここに戻ってくるんだよね」と言っていました。
私が下位クラスを持っているというのもあるのですが、苦手なことを前提に話を進めていくため、それが分かりやすいと感じる生徒が一定いることは知っていたのですが、なるほどこれは編成方法を考える必要があるなと感じました。そこで、上位クラスに入るほど成績が上がった生徒は自クラスに残し、それ以外の自クラス上位者を上位クラスに移すということを試みました。(もちろん生徒の顔ぶれや、点数も見つつですが…。)どんな結果に結びつくか分かりませんが、単純に輪切りにするよりも良いのかなと考えています。
そういったことを本人にも伝えました。特に「先生との相性」という観点は、本人の中で斬新だと感じられたようです。これが良いのか悪いのかはデータや本人との面談を通して検証していき、また伝えられたらと思います。


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▼ 来週は示範授業します

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これは本人の話ではありません。来週、他校の初任者たちが集まり、授業研修を行うことになっています。私もかつて初任者の立場で行ったことがありますが、今回は示範授業、要するにお手本を見せることになりました。先日指導案を完成させ、昨日2クラスで同じ内容を行ってみました。
授業内容は、絵を見て問いを立てるというものであったため、少し難易度が高く、取り組みづらいと感じましたが、何とか形にはなりました。こうやって人に授業を見せるのは、中堅教諭等資質向上研修で取り組んで以来であるため、非常にやりづらさを感じますが、同時に普段やれないことに挑戦できる機会を与えてもらったのは大変ありがたいとも思います。
本人もいろんな人に指導案を見てもらって、自分の地元ではない方言を扱った授業が上手くできるよう工夫してくれているので、共に頑張りたいなと思います。


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▼ 授業研修が終われば担任業務を

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来週火曜日の研修が終われば、一つの大仕事が終わるわけですから、本人には担任業務をたくさん仕込みたいと考えています。私の学級運営について、まだまだ見えていないところが多くあると思うので、その部分に気づかせつつ、来月の保護者会に向けて準備を進めていきたいと思います。ここからが担任の手腕の見せどころです。またここでも共有できたらと思います。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

令和8年6月20日(土)


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【初任研】定期考査突入。できない自分との葛藤。

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▼ テスト範囲終わらせました

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今週から定期考査が始まりました。初任者本人は先週から帳尻合わせの授業を続け、何とか範囲を終わらせたようです。先週は落ち込んでいましたが、今週はそれを感じる暇なくやり切った、という明るい顔に戻っていました。
例によって私のこの時期の授業を見たいということで、2人の初任者が見学に来ました。私は考査直前期にもう一度解説を行いつつ、解説を聞きながら「テストに出そうなポイントをロイロノートにまとめる」という活動を行っています。この解説がいつものペースの2、3倍なので、ここへ多少本物の問題を混ぜ込んで話しても正直バレないほどです。終わった後に初任者へ話を聞いてみると、「テンポが良いと面白いですね」とか「丁寧に解説すると寝てしまうけれど、ハイペースで解説すると寝る暇なく復習できることが分かりました」とか言われ、これは果たして勉強になったのか?と思うような時間でした。


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▼ 考査問題に苦戦

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今週金曜日に試験が終わったのですが、月曜日時点では完成していませんでした。更に、考査作成のフォローをする先生から、漢文で作ってくれたけど、割合的に古文の方が良いと感じるのですが、と相談がありました。結果的に、その先生がいくつかの問題案を提示する形で、古典の考査問題が完成しました。
考査問題のレベル感は、少し高いように感じますが、これは採点してみないと分からないところです。とりあえず今回の様子を見て、次回に活かしてほしいなと思います。


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▼ あ、解答用紙作っていません

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考査前々日、これから印刷して、その後に自動採点システムの使い方を教えるという段取りで夕方を迎えました。さぁ印刷という時、解答用紙を作っていないことが発覚しました。問題を作って満足しちゃっていたわけですね。そこで、Excelを使って解答欄を作り始めたのですが、罫線の引き方や、文字を縦書きから横書きに変える方法など、本人はずっと奮闘していました。2時間近くかかってようやく完成したので、私が解き直して間違っていないかをチェックして完成させました。
考査前日、問題用紙と解答用紙の印刷を終え、単位数の異なる同一科目の考査や、科目の異なるクラス(古典2単位と古典4単位、古典と情報みたいなこと)では、問題用紙の綴じ込みを行って何とか完成させました。問題を作るところから印刷までかなりの時間を使いましたが、本人にとっても良い経験になったと思います。
ちなみに自動採点システムは私が代わりに設定しました。本人は覚えたがりましたが、他にやるべきことがあったので、敢えてさせませんでした。ごめんなさいね。


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▼ 今週2回の出張

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そんな本人でしたが、今週は火曜日と金曜日の2回出張でした。火曜日は県内の工業科の授業研修、金曜日は研修大会があったようです。どちらともいろんな世界を見ることになり、非常に価値の高いものだと思います。私もかつて総合学科にいた時に、岐阜の総合学科東海大会へ2日間参加させてもらって、その後学校紹介ビデオやパンフレットを作ることとなりました。本人の中でも経験したことを基に、アクションを起こしてほしいなと思います。


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▼ 3回目の研究授業に向けて

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再来週の火曜日には3回目の研究授業があります。地区の初任者たちを招いての研修会で、私も示範授業を行うことになっています。私は昨日、学習指導要領に詳しい先生に指導案を見てもらい、8割がた完成していますが、本人はまだ6割と行ったところです。私もいろいろアドバイスできたらなと思いつつ、来週も採点と課題チェック、答案返却に追われる日々でもあります。やるべきことは多くありますが、本人とともに挑戦する姿勢を忘れず頑張っていきたいと思います。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


令和8年6月13日(土)


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【初任研】失敗の連続。その時、できることとは?

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▼ 攻めのクラス経営

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先週木曜日から、文化祭の浮ついた雰囲気を一掃するために8:25-8:40を自習タイムと位置付けて、自習を敢行しています。8:35に朝礼のチャイムが鳴りますが、完全に無視して行うため反発も予想されましたが、私の元には誰も文句を言いに来てくれません。初任本人は比較的生徒に近いため、文句があれば言いにくるはずですが、それもないようです。
今週木曜日からは席を番号順にして、いよいよテストという雰囲気を作りました。ほとんどの生徒が定期考査を意識しつつあさり、それでもやる気が出ないとぼやいています。やる気って何?とは思いますが、その話題は黒板に書こうと思います。


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▼ 週間記録簿のミス

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初任者は毎週金曜日に、自ら学んだことを記録簿にまとめます。教科指導担当の私がそれをチェックして、指導担当の先生に渡すのですが、私のチェックがザル過ぎて、よく再提出で戻ってきます。その度に「あぁダメだ…」と本人がつぶやいているのを聞きます。
私も完璧だと思っていても、見るべきポイントをまだ捉えられていないようで、一緒に勉強しているような感覚をもっています。他の本人さんにも聞いてみると、教科指導の先生と再提出にならないよう、最後に相談しながら記録簿を作っていることを聞いて、やっぱりこの方法が一番良いなと感じました。


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▼ 小テストができません!

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とある日、本人から追い込まれたような顔で相談がありました。小テストができない、という申し出です。詳しく聞いてみると、考査前最後の授業でテスト範囲まで終わらせることを考えると、その内容を確認するテストが行えないという内容でした。授業進度が遅くなってしまうのは当然で、帳尻合わせで教えるべきポイントが分からなくなった時のために小テストを準備していたのですが、それが逆に負担になってしまったようです。
そこで私は2つの提案をしました。
①小テストはテスト後に行い、他クラスとの差が生まれないように要点は伝えておく
②小テストは授業の最後に実施するが、点数には入れない
本人は②を選び、同じ単位数の科目を持つ先生方に、点数は入れない方針をお願いしに周っていました。本来ならば、考査範囲を短くすれば良いですが、考査まで1週間を切っており、考査自体も先週には完成していただけに苦渋の決断でした。


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▼ 古典つまらん。

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そんな帳尻合わせの授業を行う中で、当然学習指導要領に反してやらねばならない場面が出てきます。(慣れてくればバランスよく授業を進められますが、最初は上手くやれないのです。)だから、生徒からもつまらないと愚痴や不平不満が出てきて、ついには保護者から担当を変えろだとか、何とかならないかと苦情が保護者会で多発することもあります。
本人はまだその段階には至っていませんが、先日授業終わりに「古典つまらんわ」という声が聞こえてしまったみたいで、ひどく落ち込んでいました。週間記録簿といい、小テストといい、今週は落ち込むことが多かったので私自身どうしようかと考えていました。


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▼ 神采配。日本酒の会企画。

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そんなタイミングで隣の学年主任から、日本酒の会をやりたいのだけれど、来ないかという提案がありました。参加メンバーを聞いてみると、初任者が複数名おり、ここの感覚とタイミングはさすが主任!と感じました。
金曜日にその会へ参加し、お互いに言いたいことを言って憂さを晴らしました。私も久々にたんまりお酒を飲んで、二次会まで行き、翌日の夜までは胃もたれするほどでした。来週はいよいよテスト、そして指導案作成が中心となります。あ、そういえば台風ですが、影響はほとんどなかったので書きませんでした。来週も影響がないことを祈ります。


令和8年6月7日(日)



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