♯黒板エッセイ

【不定期更新】学年主任から見た学校

教員11年目。メッセージを不定期に更新しています。

【学年主任】GW中の取り組みと成果

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▼ 土日は主任から発信
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 GWに入り、中学校時代の生活に逆戻りする生徒が多いのではないかと危惧した私は、土日祝日は毎日メッセージを発信することとしました。これは去年の夏休みからやっていることですので、負担感は全くありませんが、その事実を知った人はこう言います。「主任が出すぎだ」「仕事好きだね」「よく続くね」などなど。いろんな声がある中で、結果で示すことが一番と思い、今回は取り組んだ内容とその成果と課題についてまとめましたので、よかったら最後まで読んでください。


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▼ 7:00目途に配信
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 Microsoft Teamsが導入されている本校では、勤務時間関係なく生徒とやりとりができます。(ある意味では危険なアプリです。)このアプリを使って、お休みの日の朝7時にはメッセージを発信しました。GW前に先生方から配信していただいた、スタディサプリの講義動画を紹介するという内容です。この紹介によって多数の生徒がスタディサプリを使うようになり、一時は全校生徒のスタディサプリ使用状況ランキングで、ほとんどの上位に1年生がランクインするという快挙を成し遂げました。
 たくさん使った生徒は7時間を超える動画視聴時間と、40近い確認テスト取り組み数を記録しました。これが多いかどうかは分かりませんが、他の課題もある中で、それだけの結果が残せたのは素晴らしいことだなと感じました。


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▼ 上位層を伸ばせ
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 それだけでなく、上位層の学習意欲向上と、学習習慣の確立のため、「トップは私だ」チームを作成し、入りたい生徒を全体に募集しました。その結果、24名が自主的に参加し、そのうちの13名が毎日私の要求した報告をしっかりと行ってくれました。
 報告内容は、今日取り組む内容と目標学習時間でした。中には5時間、6時間頑張る生徒もいましたが、少なくとも2時間、平均3~4時間頑張ってくれていました。当然ですが、毎日同じことをしていると、飽きてくると言うか、何のためにこれをやっているのかと疑問を抱いて離脱していく人が出てきます。そこで、もう一度意義や取り組みによるメリットを全体に説明し、1人1人へメッセージを送ることとしました。
 その結果、反応がない生徒も多々いますが(あえて無視をしているか、そもそも気づいていない人だと思います)やはり反応してくれて、直接学校で声をかけてくれる人もいれば、すぐさまメッセージを送ってくれる人もいました。そうやって、お互いにコミュニケーションを図れる関係性を作っておくことが、思いを届ける上で大事なことだなと感じました。


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▼ 家庭による環境の違い
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 これらの取り組みをしていて感じることは、家庭によってスマホの使える条件が異なると言うことです。担任の先生から聞いている感じ、スマートフォンを所持していない人はおらず、全員が手元に持っているものの、一律に全員が同じ使い方をすることができないというのが実状です。例えば、スマホを使って課題を出しても、居残りの際、家でなければ取り組めませんだとか、そもそも親の許可がないとスタディサプリというアプリを入れることはできませんと申し出をしてきます。入学式に丁寧に説明を行い、実際に毎週のように課題を出していてもそれを保護者の方に理解してもらえていないということが問題のように感じました。ここについてはもう少し丁寧に対応すべきなのだと感じました。


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▼ GWの中日
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 今年は月曜日と金曜日が登校日、6限授業であったため、教室の雰囲気がGW中の浮ついた感じになることは容易に想像できました。そこで、担任の先生方へ「落ち着いて1日を過ごせるように」とお声がけいただき、さらに自ら昼食時間は巡回することにしました。黙食がそろそろ崩れ始める頃でもあり、スマホを昼休みにこそこそ使う生徒もいることはGW前に分かっていたからです。実際に「もし時間があれば学年の先生も・・・」と声をかけていたところ、何人かの先生も周っていただけました。本当にありがたいなと感じています。


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▼ GW明けの居残り
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 今週はここで終了です。来週はいよいよGW明けの居残り指導についてと、初めての中間考査に向けてどのような取り組みをしたのかについて、報告したいと思います。居残り指導対象者は70名を越えました。この状況は、生徒たちの中学校時代の頑張り方を捉えている特徴的な数字だと思います。これに悲観せず、どうやって高校の指導に乗せていくかを考え、継続的に指導していきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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【部活動】誰がどう指導するか

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▼ 部活動へ行けない
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 学年主任を引き受けてから、入学式まではほぼ部活動に顔を出すことができず、チームの雰囲気が崩れてしまったということが今年起きました。だからといっていわゆる"副顧問"にあたる先生は再任用の先生で、協力を得られないという状況で非常に厳しいなと感じました。本校は2年前から複数顧問制を取っていますが、私の部のように機能していないところも多くあります。そこで今回は、上手くいかない愚痴を吐く回ではなく、どのように役割分担を行ったら部活動運営が上手くいくのかについて考えていきたいと思います。


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▼ 部活動をやりたい人
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 そもそも部活動が大好きで、指導をどんどんやっていきたいという先生は、副顧問はむしろ邪魔に感じるのかも知れません。でも、主顧問が対応しきれない問題が起きたときや、主顧問に相談しにくい場合は、やはり副顧問の存在が大きくなってきます。したがって、このパターンでは、基本的には1人で指導を行う。ただし、主顧問に言いにくいことや事務的なことなどサポート役で副顧問がいて、生徒も「あの先生のところに行ってみよう」という気持ちにさせる存在となることが理想です。


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▼ やりたくない人
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 「やりたくない」には2種類あります。1つは、部活動自体持たされることに抵抗を持っている人です。部活動の指導は先生の仕事ではないと考えているタイプです。私もどちらかというと、最初はこちらのタイプでした。1週間頑張って土日にも学校へ行って、好きでもないことに付き合わされるなんてこんなにしんどいことはないと思っていました。でも、部活動の顧問として生徒と向き合っているうちに、思わぬ一言で生徒の意識が変わったり、学年では指導しきれない生徒に話ができたりと、よい面がたくさんあることに気づき、意識が変わっていきました。今もあまり技術面では指導ができていませんが、そういった面はおろそかにしないよう心がけています。このタイプの先生は、部活動の意義を理解して、前向きに頑張りたいと思う気持ちを自ら生み出さなければなりません。これは私の今後の課題でもあります。
 もう1つは、本当はこの部活動を指導したいのに、持たせてもらえないというタイプです。私は教員になってからずっと青少年赤十字の指導に携わってきたため、本来は部活動については一本で頑張っていきたいと考えています。でも、その部活動は本校にはありません。またあったとしても、バレーボール部の顧問を外されることはありません。そういった時には、モチベーションを高く持つことは難しいように思います。それでも、誰かがやらなければ部活動は回っていきません。先生になる以上はこの点を考えておく必要があるかと思います。


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▼ どんな人でも持てる形
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 どんな人でも部活動の顧問をやれるように、1つ提案をして終わりたいと思います。まずはどの先生も週に1度は顔をだしてほしいということです。指導なんてしなくて構いません。その場所にいてくれさえすれば良いのです。しかもその時間は、30分で構いません。本当は最初から最後までいてもらうのが理想ですが、ここが妥協点かなと思います。そして、専門指導員として外部指導員を入れやすくしたり、卒業生をそういった扱いで呼んだりできると良いかなと思います。外部の方を入れるとトラブルになるという点で、ハードルが高く設定されていますが、ここをもう少し低くして、外部指導者が増えてくれれば、先生の負担が減るのかなと思います。もしも外部の方を入れるなんてナンセンスだと言われる先生がいれば、複数の顧問で役割を分担し、1人の先生の負担を減らすべきです。ただし、この点は理想論で、現実的には1人の先生の負担が大きくなるのは必然で、上手く行かないことの方が多いと思います。
 今回は部活動のあり方について書いてみました。今日も青少年赤十字の指導を行い、明日はバレーボール部の活動です。負担軽減のよりよい形を模索し、その都度報告していこうと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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【学年主任】遠足に向けて心がけたこと

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▼ 習慣化しました
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 3週間が経ち、生徒たちも学校生活に慣れてきたように感じます。しかし、それは同時に、成長スピードが遅くなることを意味し、または生徒指導上の問題も起き始める時期に入ってきたことを表します。今回はGW直前の遠足へ向けて、どのように雰囲気作りを行ったかや、起きうる生徒指導上の問題についても触れて行きたいと思います。


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▼ 授業規律と身だしなみ
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 授業中の態度が悪くなってくるのがGW直前期です。具体的には3パターン。授業を抜け出して怠学する生徒。授業中寝ているせいと。授業中スマホやマンガを読んでいる生徒です。(本校で実際にあった例ではなく、一般論として。)ですから、この時期に廊下を循環してそういった生徒を見つけて指導するという学校も多いようです。本校ではそこまで力を入れていませんが、GW明けの一定期間はそういった工夫も必要なのかなと思っています。
 また、身だしなみについても乱れ始めてきます。暑くなってきてボタンをだらしなく外している、スカートの丈が気温とともに短くなってくるなど、これは風物詩ではないかと錯覚するぐらい当たり前に起きてきます。そういった時にどのような言葉がけが必要か、毎回判断を迫られます。ここで学年独自色を出し過ぎてしまうと、学年間での指導の差が生まれ、生徒の中で不満が生まれてしまいます。だからといって指導の手を緩めてしまうと、生徒たちの身だしなみが崩れていく一方です。そこでまずは、朝礼時に身だしなみを整えることについて、担任から呼びかけてもらうこととしました。これは根本的な解決策ではありませんが、ここは仕方ありません。担任の先生の意識が生徒たちの意識が変わるという事実は不変だからです。もしも難しそうならば自分や副担任が強制的に入ってやっていくしかありません。生徒たちを押さえつけるというよりは、先生たちは見ているという気持ちが生徒に伝わるよう取り組んでいきたいと思います。(学校全体の意識も変えていきたいですね。)


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▼ 提出状況に応じて
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 週末課題や、保護者のサインが必要な書類など、提出物がきちんと出せるかはこの時期から指導を徹底しています。中学校時代から提出物は出したことがないという生徒もいるため、そういった生徒にさまざまな方法で指導を行っていきます。一番手っ取り早いのは、呼び出して叱ることですが、私は1人1人と面談を行っています。先週は週末課題未提出者を昼に呼んで30人と面談を行いました。面談の中で、「再提出を忘れていました」「出そうと思ったんですけど先生がいなかったので」という、こちらがイラッとするような言葉がたくさん出てきましたが、それならばどうすべきだったの?と聞き返しながら、自身の行動について考えてもらうことにしました。今週も出せなかった生徒は3人のみでしたから、やはりこういった指導は必要なのかなと感じています。GW明けは300人の中で出せなかった生徒全員と面談するつもりでいます。どんなに時間はかかっても、必ず1人1人と向き合って解決に努めたいと思います。


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▼ 学校へ行けない
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 この時期から中学校とのギャップに苦しむ生徒が多々出てきます。安易に「転学します」「学校を辞めて働きます」と言ってきて、それを保護者が鵜呑みにしようとする傾向にあるため、必ず学校へ呼んで話をします。現状の把握、本人の意思、保護者の意向、担任の思い、そして学年主任としての意見をすりあわせて生徒本人の今後のことを考えていきます。
 時代の流れとして、本人から転学の意向が示された場合は、学校へ留めるべきではないというのが一般的ですが、私は安易にそこを決めてはならないと考えています。カウンセラーに流す前に、まず担任と本人とが話ができる関係を作ること。担任と保護者が関係を作ること。そして、担任では背負いきれない部分を学年主任がサポートに入って本人の将来を考えていくことがまず優先されるべきことだと思うのです。結果的にこれが「転学」という結果になるとしても、初めから話もせずに結論を出すよりはよっぽど良い答えなのだろうと感じています。事実、今まで担任として接してきた不登校の生徒たちも「やっぱり学校へ行きたい」とか、「とりあえず今は逃げたいだけ」とか本音を言ってくれていて、保護者の中にもそういった気持ちを抱いている方が多いので、やはりここでも1人1人と向き合うことの大切さがキーワードになるのだと感じました。


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▼ 遠足の事前指導
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 本格的に遠足について生徒たちに投げかけるのは1週間前です。遠足の事前指導、そして園内を周る班決め、バス座席決め、周る場所の相談などさまざまな活動の中で、孤立する生徒がいないよう担任の先生がサポートしていきます。ただし、中学校までで散々言われてきたようで、みんなで決めていこうという気持ちはとても強く、こちらが細かくフォローする場合はほとんどなかったように感じました。
 フォローするとしたら、やはり不登校の生徒たちや、集団が苦手な生徒たちです。さまざまな先生から見た生徒の情報を基に、担任の先生が目立たないように動いてくださいました。


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▼ 中学校からの情報
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 この時期は、中学校との情報交換会もあるため、各担任が気になることを相手校に投げかけ、聞き取ります。そこで見えてくるのは、中学校時代の様子というよりは、保護者と本人との関係性だと感じました。家庭がまだみえていない分、情報は貴重でした。


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スマホ・身だしなみ
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 遠足の週に入り、特に担任の先生方へは「スマートフォンの扱い」「身だしなみを整えること」を呼びかけてもらうこととしました。そして私が実際にフロアへ行き、各教室でスカートを曲げている生徒へ指導を行いました。こういう指導は好きではありませんが、遠足に向けての雰囲気作りではとても大切なことです。
 またスマートフォンが禁止されていて、なおかつ使われやすい昼休みの巡回を行いました。そろそろ使用している生徒も出てきているためです。こういった抜き打ちチェックをすると信頼関係が崩れますが、それでも「先生たちは見ている」ということを生徒たちが感じ、自覚ある行動を心がけてくれさえすれば問題はないのかなと考えています。
 遠足当日は、ほぼきちんとできました。これからもターニングポイントを決めて、雰囲気作りや指導の体制を整えていこうと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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【学年集会】応援される人になれ!

GW課題の話をする前に、あなたたちに言っておきたいことがあります。全員顔を上げなさい。
今日の朝、室長・副室長を呼んで、アンケートを取りました。
クラスの中で良かったこと、直した方がよいことを教えてくださいという内容です。
これを今から読んでいくから、よく考えてください。
まず良かったこと。
先生に当てられたときに答えが違っていても良い、温かい雰囲気にできる。
HR役員を決めるとき、積極的に手を挙げてくれた人が多かったのですんなり決まった。
挨拶の声が大きい。
掃除の時間に自分の担当ではなくても、自ら行動し協力し合っていた。
先生が見ていなくても静かにお弁当を食べられている。

逆に直した方がよいことも出てきました。
移動教室の時、時間に遅れることがある。
授業が始まってからロッカーにものを取りに行く人が多い。
グループができたからグループの人たちと話しているときに話しかけづらい。
提出期限を守れない人がいる。

今、あなたたちの中で二極化しています。
これらの前半の内容は、周りの人のことを考えて行動できる人。
つまり、応援される人です。
逆に後半の人は、自分の考えをもたずに流される人です。
応援されない人です。
この2つに分かれているけれど、あなたはどちら側の人間になりたいですか?
応援される人は自分のことを自分で決められる人です。
でも応援されない人は、周りの雰囲気に流され続けています。
スカートを短くしてバレなければいいや。提出物、みんな出していないから出さなくていいや。
他人から見たらそうかも知れないけれど、本当にそれでいいのか?
自分に嘘をついて良いのか?
僕は嘘をついて欲しくない。
いや、嘘はつくな。自分に嘘をつくな。
自分に嘘をつき続ける人生を送るな。
自分に正直に生きていれば、みんなが助けてくれる。
ぜひ応援される人になってください。



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【学年主任】そんなことは主任にやらせられない

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▼ ちょっと余談・・・
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 久々に中学校勤務時代からの教え子と話をしました。彼ら彼女らとは出会ってから6年目ですから、いろいろ思ったことがあるようです。昨日、言われた一言。「先生、出世したなって思いましたよ!おめでとうございます!!」
 生徒たちから見ても、一担任から学年主任になることは「出世」だと思われるのだなと感じました。


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▼ 印刷ぐらいならやります
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 これまでいろんな上司(校長・教頭以外に立場が上の人全般)に出会ってきましたが、やはり立場が上の人が私たちのできるような簡単な仕事をしていると、そんなことをさせてはいけないと強く感じていました。だから、ワークシートの印刷や、配布物の準備などの単純作業は、自分が(自分たちが)やればいいと思い、積極的に動いていました。
 しかし、これが逆の立場で考えたとき、どう見えるのかを考えたことがありませんでした。今日はその点がメインです。


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▼ こっちでやっときます
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 私の学校では、学年主任はとあるクラスの副担任として入るため、副担任の仕事を務める機会が多くあります。しかし、担任の先生は気を遣って「先生は忙しいからこっちでやっときますよ」と気を遣って言っていただけます。それ自体はとてもありがたいことだし、現にもっと大切にすべきことはたくさんありますから、甘えるべきだと思うのです。しかし、何となくモヤモヤする気持ちがあることも事実なのです。

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▼ たまにはやりたい
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 先日、印刷室の用紙が足りなくて、事務室から用紙を運びました。1年生のフロアが汚かったのでモップをかけました。窓が閉まっていたので窓を開けました。これらの単純な作業は誰でもできるかも知れませんが、こういう作業をたまにやりたくなる、というのが実際の感覚です。主任だから誰でもできる仕事はやらないというのは違うし、こういった単純作業が逆に懐かしく、この仕事がしんどい仕事内容を一瞬でも忘れさせてくれるのだと最近強く感じます。
 時々教務主任の先生が、職員室のゴミ箱を回ってゴミを集めてくださっている場面を見かけます。以前までは、仕事を奪わなければという意識でしたが、それはいけないなと感じ、最近は一緒にやることにしています。主任だからと言って、仕事内容をわざわざ高度なものに絞るべきではないのだなと思った瞬間でした。


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▼ それでも私は言いたい
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 各クラスで担任の先生方が、それぞれの言葉で生徒たちに伝えてくれればそれでよい。これが学年主任としてのスタンスですが、やはり言いたいと思うことはたくさん出てきます。それを「学年集会」の形で伝える場合もあれば「学年通信」の形で伝える場合もあります。また、一教員として生徒に対峙することだってあります。でもそこに遠慮は要らないのだなと最近気づきました。あまりにも遠慮しすぎて、生徒たちにかけたい言葉がかけられない状況が一番よくないと思うからです。学年主任は出しゃばりすぎてはいけない。それでも、出しゃばりたいところはしっかりと言っていく。そこのバランスはとても難しいですが、これから経験を積んで、ほどよい距離感やタイミングを身につけていきたいなと思います。



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▼ 実際に話したこと
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 今日はこの後、もう1つ。実際に生徒たちに話した内容をアップします。本当は平日にアップできるとよいのですが、週末に書くというのが現実的なものなのかなと感じています。よろしければそちらも読んでください。今から30分後ぐらいにはアップできると思います。それではまた。



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【学年主任】次のニュースです

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▼ 担任の個性
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 各教室でクラス開きが行われ、それぞれの担任の先生のやり方でクラスができあがってきました。年度当初は余裕がないこともあり、LT(LHR)の時間を多く確保しましたが、決めるべきことを先に決めてしまって暇を持て余す先生もいれば、生徒が思うように動いてくれず、何とか帳尻あわせをしてやり終えた先生もいて、それぞれの先生のペースがあるのだなと感じました。


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▼ 生徒が来ない
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 各教室でどのような説明がなされたか分かりませんが、体育の授業に10分も遅刻して来るという事件がありました。結果的に生徒たちの動きが遅いからだと分かったのですが、それにしても遅すぎるなという話を先生たちの間でしていました。集団行動は最初の数回がとても大切で、どのような雰囲気を作り上げるべきかについて、これから何度も訴えていく必要があることを感じました。


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▼ 生徒の前に立てる喜び
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 そんな状況であったとしても、今まで生徒の前に立つことがなかった私にとっては、とても喜ばしいことでした。オリエンテーションで学年主任講話の時間を取って、自らの思いを伝えることができたし、何か上手くいかなかった時も全員に向かって話ができたことは、彼らにとっても、私にとっても意義のある時間だったと感じています。
 3回目の学年集会からは、他の先生に典礼をお願いしていますが、それまでは私が全て整列から典礼まで行いました。学年主任が1人で負担を負うのはおかしい、私もやるから言ってね、そう言われる場面も多くありましたが、生徒の近くで生徒に言いたいことが言えるという意味では、全部を受け持つことは”やりたいこと”だったのだと改めて感じたことでした。


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▼ この判断は学年で良いか
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 スマートフォン掲示を学年として出すか、というのが最初の話題として挙がりました。これに関しては、生徒指導部の管轄であったため、生徒指導部の先生と相談して文言の原案を作り、担任の先生方との相談の上、掲示物を作成しました。これはもちろん、生徒指導部から掲示物が出ています。でも、「スマートフォンに特化した掲示物がなかったので出してはどうか」という担任の先生方の思いが入っています。私の仕事は、担任の先生方の中で出てきた思いを行動に移せるよう最大限努力をすることだと思ったので、即行動したのです。
 ただし、1つ困ったことがありました。その次に話題となった辞書の問題です。辞書を購入していない生徒に強制的に買わせるのか、貸し出しという形で対応するのかということが話題となり、私のもとへ担任の先生が相談しに来たのです。そこで、すぐに学習に関わることだと判断して教務主任の先生に相談しました。そしてその判断を担任の先生へ報告しました。担任の先生も迅速に対応してくださったのですが、その素早い行動から他学年の先生より、「1年生が独断で判断したのではないか」と声が上がったようで、夜帰る前に校長室に呼ばれました。誤解は解けたのですが、何事も管理職の先生や、分掌主任の先生など、いろんな立場の人との相談が重要だと強く感じました。


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▼ 学校へ来られない
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 年度初めですから、環境の変化に身体がついていかないという生徒がたくさんいます。(私もストレスで白髪が増えました・・・。)その中で担任の先生方が面談をしてくださっていますが、やはりそれでも不登校傾向になってしまうことがあります。そこで私は担任の先生方と相談して方針を決めていくことが大事だと判断しました。
 一方で、学年主任のカラーを前面に出してはいけないとも感じました。要するに、学年主任の思いだけで担任の先生の思いとの齟齬が生まれ、苦しい判断を迫られることがないよう、学年主任は前に出ないようにすべきという思いです。よって、担任の先生に選択肢をいくつか示した上で、担任の先生にどうしたいかを聞き、相談しながら決めていくことにしました。この相談の中で、学年主任の決定が欲しいということであれば、こうしましょうと言い、本人の意志が強くあればその判断を優先して採用しました。(もちろんこの間も管理職の先生と相談しています。)もう先週末に保護者が来校した家庭もあれば、未だにアクションを起こさず、待ちの姿勢で対応している家庭もあります。一律に対応を決めず、柔軟に対応していくことの大切を実感しました。


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▼ この感覚を例えると
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 学年主任として働いて半月以上が過ぎ、感じることは、さまざまな話題を扱うニュースキャスターのようだということです。担任の先生から速報の形で入ってくることもあれば、こちらから今日の夕方に放送するネタを各担任の先生から聞き取りをすることもあります。(放送は、管理職への報告の例えです。)そういったことを通して、毎日仕事の最後に生徒情報を確認して1日を終えています。
 各クラス1つ以上出てくればコミュニケーションが取れていることを実感できますが、反対に何も報告事項がなければ、そのクラスの先生とは話ができていないことになるため、逆に不安になります。問題が起きないと不安というのは何とも皮肉な感覚ですが、仕事の特性上、仕方のないことかなと感じました。来週は生徒たちの良いことを紹介するケーブルテレビのニュースキャスターになれるよう、良いところ探しをしていきたいなと思います。


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【学年主任】年度初めの業務

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▼ 管理職からの呼び出し
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 某日のことですが、先生方の異動が明らかとなり、分掌主任を初めとする校務運営委員会のメンバーを管理職の先生が選び、校長室で次々と打診され、決まっていきます。今回は、第一学年主任以外の先生方はすんなりと決まり、あとは誰に声がかかるのかが一部の先生方で噂されていました。もちろんその候補の一人として私の名前は挙がっていましたが、まさかないだろうと思っていました。
 しかし、それは突然やってきました。正直な気持ちは、「来てしまったか」という気持ちと「担任を外れたくない」という2つでした。


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▼ 数々の応援者
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 そこで真っ先に相談したのは妻でした。妻は私の身体を気遣って反対してくれました。もちろんその答えが来ると思って相談したのです。その後も、大学時代の恩師や初任校時代に慕っていた先輩、現勤務校の歴代学年主任に相談し、気持ちを固めていきました。同年代で学年主任はもちろんのこと、教務主任を経験されている方もいるため、年齢を理由に断ることなどできません。ついに覚悟を決めて、受けることに決めました。


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▼ 芸術選択と編成
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 その後、音楽か美術かの芸術選択希望を聞いた上で、クラス編成作業に入りました。学年主任の先生方や教務主任の先生の助言を基にクラス編成を行っていきました。組んでは直しを繰り返して、何とか完成させたものの、自分が100%満足できる編成はできませんでした。これをしっかりとやりきる学年主任の先生方のすごさに改めて尊敬の念を抱きました。

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▼ 部活動に行けない
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 クラス編成作業を優先して作業を進めていると、いつの間にか夜9時を迎えるという日が何日も続きました。ですから、部活動の指導へ行くことはできません。そこで3年生最後の大会へ向けて頑張ろうという気持ちを一緒に作ることができず、生徒たちには申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。しょうがないと言われればそれまでですが、上手く仕事が振れない私に大きな責任があることは間違いないのです。

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▼ 学年に誰が入るか
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 学年にどの先生が入るのかは、管理職の先生が原案を作り、学年主任が相談するものだ、とさまざまな先生から聞いていたため、どうすればよいのかと手をこまねいていました。学年主任の打診の際、いろいろと相談してはいたものの、心配でした。結果から言うと、そのような会議はなかったのです。管理職の先生からこの先生方で決まりましたと言われ、その時初めてメンバーを知ったのでした。そこに行くまでに数々のドラマがあったようですが、私は何も知りません。この部分は学校によって異なるのだなと知りました。


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▼ さまざまな資料準備
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 学年団が決まった後も、年度初めは会議がたくさんありますから、資料準備を始めます。昨年の先生のデータをいただき、また校務運営委員会で提示されたさまざまな資料を基に今年度版の資料を作っていきます。例年通りの部分もあれば、変わった部分もあり、それを1人で確認し、作成しなければならず、非常に神経を使う作業でした。


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▼ 校務運営委員会
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 主任の先生方が参加される会議に初めて参加し、学校としてどのような体制で行くのかを決めていきます。会議の長さは短い方がよいですが、じっくりと考えて対応を検討していく必要もあります。初回の会議は、休憩を挟んで4時間ほどかかりました。大変でしたが、それだけしっかりと話し合って決めていくことができました。



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▼ 学年の先生と準備
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 最後に、学年の先生方と最初の会議を迎えてから、職員室で頻繁に確認しながらそれぞれの担当を遂行していきます。このあたりは担任としての経験があるため、担任の先生が欲しい情報を提供できるよう努力しました。それでも忘れていることや、いつの間にか昨年度と変わっていることもあって、決めつけで物事を伝えないよう心がけました。私の感覚的に、入学式当日を迎えるまでは仕事に追われ、働かされているような感覚に襲われていましたが、その日を境に、よい意味で諦めることができたため、気持ちにもゆとりをもちながら進めていくことができました。これからも忙殺され、上手くいかないことがたくさんありますが、自分の経験したことや思いを書き起こしていきたいと思います。
 読んでいる方で気づいた方もいると思いますが、生徒のことに言及がありません。そうです、生徒がぐっと遠い存在になってしまったのです。もちろん情報としては把握していますが、本人と話をすることはあまりできていません。担任の先生を越えて接してはならないからです。これからも我慢の日々が続きます。自分らしく学年主任をやっていけるよう模索していきたいと思います。
 

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