おはようございます。今日も書評です。
お笑い芸人、ブロードキャスト!の房野さんと、
鎌倉幕府が開かれたのは1185年であるという新説を唱えた河合先生の
歴史のお話です。
房野さんの、歴史の流れを理解するざっくりとした説明と
専門家としての解説を行う河合先生とのバランスが絶妙だと感じました。
私は一時期社会の先生を目指したことがあって、特に歴史は好きだったのですが
大学でその夢を諦めました。
古典に強い興味を持ったことや、日本語学を学んでみたいと思ったことが主な理由ですが
同時に、時代の1つを深く究めるというのがどうも性に合わなかったのです。
この本は、広く浅くでもなく、狭く深くでもなく、ポイントを絞って書いてくださっているので
歴史好きの私にとっては大満足の作品でした。
令和5年9月15日(金)