♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.110「IOCの想いと東京の想い」

おはようございます。昨日は最後まできちんとやり切れましたか?教室の様子を見ると何人かは上手くいかなかったように見受けられましたが、先生方から「しっかりと取り組めていましたよ」とか、「最後に掃除をやってくれましたよ」とか聞いていたので、改めて1人1人の意識の高さに感動しました。本当にありがとう。サンキューカードも近日掲示予定です。お楽しみに。

IOCが突然いろいろな提案をして、東京のみならず札幌までもが対応に追われています。IOCとしては、真夏のドーハでマラソン完走者が少なかったという事実からいち早く対応しなければ、という想いだったのだろうと思います。一方、元々開催地だった東京も(他から見れば不十分な点もあったかもしれませんが)スタート時刻を早めたり道路工事をしたりして対応してきました。できることは何でもやろうという想いがあったからです。私は、開催地がどこかということよりも、そういった意思疎通が十分になされないまま、IOCが一方的に決めてしまったことに問題があると思います。どのような案でもよいので、しっかりと話し合った上で、みんなで協力して1つのものを作り上げたいですよね。

 

令和元年10月30日 朝の黒板メッセージ