♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.164「違いを知り、受け入れる」

おはようございます。サンキューデー2日目に突入しました。クラスを見てみると、なるほどそんなところまで目を配って取り組んでいたのだということに気づき、改めてみんなに感謝する気持ちが湧き上がってきました。周りを気にかけて動いてくれる人、その動きに気づいて手伝ってくれる人、少しでも違和感があれば声をかけてくれる人、声には出さず目立たないように動いてくれる人、本当にありがとう。あなたがいるから私は幸せです。

このクラスに関わらず、ひとたび集団に入ると、自分と性格や考え方が異なっていて、戸惑うことがよくあります。でも、相手はたぶんこう考えるだろう、こう言うだろうということを想像せず、自分の思いを単にぶつけることでそれを何とかしようとしてしまいます。私自身、この黒板やちょっとした場面での語り、生活のあゆみで伝えようと思って動いていますが、特に”あゆみ”は嫌がる人も多くて、うまく相手の気持ちを理解できないと思っています。だからこそ大切なのは、自分と相手が違うということを知った上で、どういう形で受け入れるかを考える事。そして受け入れられたら、どうやって自分の思いが届くのか。他人中心に考えることが大切だと思います。6限楽しみにしています。

 

令和2年1月30日 朝の黒板メッセージ