♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.124「私の存在意義」

おはようございます。昨日のサンキューデーでは全員が誰かにありがとうを書くことができました。私も何人かにサンキューカードを書いて「ありがとう」を伝えましたが、想像以上にカードが残ってしまってかなり落ち込みました。自分は人のことを見ているようで全く見られていないんだと気づかされました。

最近話題になるニュースの多くは、人のことをよく見られていないことが原因で起きているような気がします。首相の「桜を見る会」では、参加者1人1人と会話を楽しむというよりは、とにかく参加者を増やそうという意図が見え隠れしているし、昨日のサッカー日本代表は、明らかなコミュニケーション不足で、選手と監督、選手同士の思いを形にすることはできませんでした。このクラスに目を向けてもそれは同じです。私は担任として、34人に向き合っていくべきだし、みんなもいろんな人に「ありがとう」が伝えられるように目を配れるようになるべきだと思います。学級目標「2525(ニコニコ)」のために。

 

令和元年11月20日 朝の黒板メッセージ