♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.10「覚えるために忘れよ」出校日まであと7日

参考文献:記憶脳 著:樺沢紫苑

おはようございます。
初めにお知らせです。
①1週間後の金曜日に出校日です。
 明日異動される先生が明らかになり
 その先生方の離任式があります。
 生活リズムが崩れている人は
 準備をお願いします。

②来年度からロッカーに鍵をつけることが
必須となります。
 100均でダイヤル式のものを買うのが
一番安く確実です。
購入しておきましょう。

③スタサプの取り組み毎日チェックしています。
 面倒だな、でも勉強しないと、と思う時オススメです。
 積極的に取り組みましょう。

④文Ⅰ美術選択者に連絡です。
 4月11日に教材の販売があります。
値段が決まり次第伝えますので
 心づもりをお願いします。

本題です。
記憶脳という本を読み終わって、
いくつか紹介したいことがあるのですが
1つに絞ってお伝えします。
それは、「たくさんの記憶のためには
たくさんアウトプットしてすぐに忘れよ」
ということです。

暗記が苦手な人の特徴は
テストの直前に何度も繰り返し反芻して
テストが終わったら忘れる
というやり方で勉強しています。
効率的な人は
暗記すべき内容をノートに
まとめ直すことや
私のように情報発信を行い
その後にきれいさっぱり
忘れてしまうということです。

同じ忘れるという作業でも
アウトプットしていれば、
そのノートを見返せば
すぐにその時の記憶を
思い出せます。
でも、アウトプットしていなければ
思い出すきっかけがなく
思い出せないままです。

少し話は逸れますが、
大学入試に挑むにあたり、
暗記する内容を絞る人がいます。
覚える量を減らせば、
その分覚えられるという発想は
間違っていませんが、
トータルの量を減らしたところで
毎回の覚え方を改善しなければ
ひたすら量を減らし、
自身の可能性も減らしていくことに
繋がっていきます。
トータルの量を減らすというよりは
1回あたりの量を減らし、
アウトプットしてから
きれいさっぱり忘れてください。

ちなみに私は現役時代
覚えた物を再び思い出す作業を
ひたすら行っていますが、
ほとんどが「そうだった!」です。
もう少しきちんと言語化すれば
約20年前の記憶は、
もう一度その情報に触れた際
思い出せる状態にあった
ということです。

0から覚えるのには時間がかかります。
覚えるのに一番良い時間は
寝る前の10分間なのだそう。
この話もまたどこかでしますね。

令和6年3月29日(金)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。クリック応援も引き続きよろしくお願いします。
↓↓↓
にほんブログ村 教育ブログへ