♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【重要】今後のブログの方針について

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▼ 昨日、終業式
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 昨日、終業式を迎え、担任としての1年を終えました。今年は10年目の年であり、初任、2年目に副担任を受け持って以来、中1、中2、中3、高2を1回ずつ、高1、高3を2回ずつ経験できました。どのクラスも心に残っていて、大切な教え子たちです。Instagramに黒板エッセイを投稿してからは、初めて担任を受け持った生徒や中学校勤務時代の生徒からの応援も受けながら、続けてこられました。
 10年という区切りを迎え、次のキャリアを考える時が来たのだと感じ、遂に黒板エッセイの終了を決めました。1年目には201、2年目には184、3年目は167、そして今年が193と、745日間続けてこられました。これは本当に自分の力になったなと感じています。これから定年退職を迎えるまでずっと続けるという選択肢もあったのですが、私には別の目標ができたのです。


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▼ 現場の声を届ける
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 元々黒板エッセイを始めたきっかけは、言葉では伝わりきらない部分を補うために書き始めたというものでした。次第に、素直にメッセージを受け取れない生徒が、ふとした瞬間に黒板の言葉を見ることで、受け取れるようになるのではないかと考えるようになり、毎日書くことを大切にしてきました。そしてコロナ禍により、このブログを通して、土日祝日関係なく毎日メッセージを配信するようになりました。
 当然そのことによって、いろんな所へアンテナを張るようになり、見識も広がりました。でも、書き続けていくうちに1つの文章に対する思いが薄くなっているのではないかと疑問に思うことがあり、自分が本当に書きたいものを週に1度書く方が良いのではとも思うようになり、2000字~3000字程度の文章を書いてきました。
 そのような経緯から、考えたことは以下の通りです。
①毎日投稿はやめて、生徒(や保護者)に対して話した内容を不定期で更新していく。
②週に1度、自身の経験を基に、現場の声を引き続き届けていく。


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▼ 新たな挑戦とは?
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 Instagramには、”新たな挑戦”という表現で書かせてもらいましたが、11年目からは今までとは違うことに取り組んでいきたいと考えています。まだ整理できていないので、4月9日までじっくりと計画を練り上げて発表できたらと思っています。
 今年は中堅教員研修(後期)つまり、10年経験者研修の年です。教科においても中核となり、学年においても中核となり、さまざまな点で後輩たちの手本となる年数に突入していきます。これまでも管理職の視点で考えてきましたが、これからも少し俯瞰して学校を観ていきたいと思います。


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▼ この時期は暇?
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 最後にこの時期のことを書いて終わろうと思います。この時期は、合格発表、合格者登校日と続くため、新入生入学関連の先生は忙しい傾向にあります。言い換えれば、それ以外の先生は比較的余裕を持って仕事ができます。保存期間が決まっている生徒指導要録の準備と、教室の環境整備、来年度に向けての分掌の仕事、部活動などやるべきことはたくさんありますが、先生の核となる教材研究はあまりできません。来年がどの学年に配属されるかが分かっていないからです。私は来週火曜日に1年8組の掃除とロッカー、下足箱の生徒番号をキレイに貼り直しておこうと思います。


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