♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【一般向け】今後の活動について

日頃からdzweb8823をご愛読いただき、ありがとうございます。今回は、今私が考えていることをまとめ直して報告するのが目的です。いつも通り分かりにくい内容で、1800字近くありますので、時間のある方はどうぞご覧ください。

 

最近、自分の立ち位置について考えることが多くなりました。勤務校が3校目になり、このまま目の前の仕事にばかり執着していると、単なる出世競争にしか興味のない味気ない教員生活を送るような気がしたからです。(もちろん出世のために全力を尽くして、行けるとこまで行ってやろうという考え方もこれはこれで面白いのですが、しっくり来ないのです。)

そこで、自分の役割を今一度確認し、今後どのようなことを念頭において仕事をしていくか、仕事だけでなく人生を送っていくかを書くに至りました。

 

◯教員志望の減少

私の所属する研究会で今最も話題となっているのが、教員志望者の減少です。教員採用試験の受験者が減り、そのせいで教員の質も低下している…らしいのです。(あまり実感はありません。初任者の人を見ると、あの頃の自分よりもできてるなと思うので。)

だからこのブログの記事内容も、中高生向けばかりでなく、「教師の魅力」もテーマにすべきだと考えました。これは将来的に、さまざまな校種の先生方が発信する場を作ることへ発展させていくことにつながると思います。現場で働く先生が、自らの体験を発信することで、一般論として教師の魅力を感じ、目の前の生徒への接し方もより良くなっていくに違いありません。

 

◯キャリア教育、中高人事交流、部活動

私の経験からお話しできる内容は小見出しに書かれた3つです。これらの内容はこのブログを過去へ遡ると読めるものなのですが、ブログの特性上、遡って読むことはほとんどありません。だから何度でも同じテーマで、なるべく違う視点で書いていければと思っています。

キャリア教育は1校目が総合学科で、キャリアについて考えるための資料を作っていた経験から話せる内容です。今の時代、進路指導を「進学先を決める作業」としているのは完全にズレているし、「将来の仕事を決める」のもあまり良い指導とは言えません。そのあたりを現在の状況を見極めて話していきたいと思います。

人事交流は私の中学校経験を基に、中学校と高校の考え方の違いを書いていこうと思っています。先日同僚の先生と話していた内容は、中3と高1の接続が全くうまくいっていないことでした。まずお互いの学校種に所属する現場の先生にとって有意義な情報を提供したいし、そもそも教員志望の学生で中高のどちらへいきたいかを悩んでいる時に役立つ情報を発信していきたいと考えています。

部活動は、教員になることへの弊害と言っても過言ではありません。自分のように専門を持たない人間がどのように部活動と向き合っているかを書くことで、苦しい思いをする先生方の励みになったり、逆にもっとこうしたらうまくいくという助言をもらうきっかけとなったりします。教員志望の学生にとっても、きっと参考になると思います。

 

◯このブログの中心は変えない

このブログは毎日黒板に書いたメッセージを書き起こしたものが中心です。最近はインプットが少ないせいで下手な文章が続いていますが、この形式は今後も続けていきたいと思います。それは、教え子たちがいつまでもあの頃の黒板を見るように、このブログを見て、気持ちを入れ直してほしいという思いからです。黒板エッセイを担任を受け持つ限り永遠に続けたいという私の野望も理由の1つです。

 

◯今日からやること

まずはブログの名前を「dzweb8823」から変更します。これは、ネット検索でこのページを見つけやすくするためです。まだ決まっていませんが、この土日で考え、報告した上で7月1日に変更したいと思います。

それからこれまで通り、教え子たちへのメッセージを毎日更新することは継続していきますが、土曜日か日曜日に、キャリア・中高の違い・部活動のいずれかのジャンルで情報発信をしていきます。

このブログのターゲットは教え子、現場の先生、そして教員志望の学生または社会人です。このブログをまとめると本になるように、文章の書き方も工夫していこうと思うので、引き続きご愛読いただける方はよろしくお願いします。

 

令和2年6月27日