おはようございます。
最初にお知らせです。
①公民の先生より、
アンケートの依頼が来ました。
データを集めて、
2学期以降の授業作りに
役立てるためのものだと思いますので、
このメッセージを観た瞬間、回答するよう
協力をお願いします。
②隙間時間の使い方について
今年の夏の目標は
「寸暇を惜しんで問題を解く!」
英単語帳や、句形マスターシートを
持ち歩くのも良いですが、
スタサプをスキマ時間に取り組んで
基礎学力を定着させましょう。
スキマ時間を制す者が受験を制す!
③夏休みの記事はアーカイブに残しています。
気づけば3年目ですから、過去2年分も
見えるようになっています。良かったら
ご覧ください。
本題です。
今日は「観察力」についてお話しします。
アイディアは、センスや才能だとよく言われます。
本当にそうでしょうか。
ここで質問です。この絵の作者は誰ですか?
知識として持っている人はもちろん
分かると思いますが、
知らない人も何となくピカソっぽいな
と感じる人は多かったかと思います。
これはピカソの「泣く女」という作品です。
ではこの作品を知っていますか?
皆さんご存知、レオナルドダヴィンチの
「モナリザ」です。
ではこの作品は?
急に知らない作品だ!と思ったかと思います。
ジェフクーンズの「バルーンドッグ」です。
多くの人は、芸術作品をよく
「理解できない」と言います。
最後のバルーンドッグは92億円の価値が
あります。
でもそれは知らないだけで、
他人が知らない知識や情報を入れることで
アイディアの幅は広がるのです。
ちなみに講師の方が定義するアイディアとは
「既存の情報の組み合わせ」
たくさんのものに触れ、体験することが
大切なのです。
そういえば、タイトルに書いた
「モナリザの右手は上下どちらか」
分かりましたか?
見てなかった!という人、
人はこんなにも有名な作品で何度も見ていても
きちんと見ていないものなのです。
(気になる方は戻って見てみてください)
観察とは、物事の状態や変化を客観的に
注意深く見ることです。
モナリザの手の位置に目がいかないように、
モナリザの後ろに橋があることに
気づかないように
客観的に注意深く見るということは
とても難しいことなのです。
今日から夏期補習がスタートします。
私は現代文の視点から、この注意深く見る
という言葉の意味を解説していきます。
あなたも、やったつもりではなく、
客観的にやれていた、という状態を目指し
頑張っていきましょう。
令和6年7月22日(月)