♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【キャリア教育】「あの人」になるためにはどうしたら良いか

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▼ 面接練習を誰に頼むか
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推薦入試対策がこの時期ピークを迎えています。本校では、学校全体でシステムがきちんと構築されているわけではないため、自分でこの先生に見てもらいたいと思う人にお願いして、面接練習を行うことができます。そうすると、人気が集中する先生が当然出てきます。今年初めて異動してきた私のような人間の所にはなかなか来ません。(いや、異動したてだからではないのかも…)
そういった意味で、「あの人」になることは重要だと考えました。今回はどういう人が支持され、信頼されるかということから、目指すべき人間像というとてつもなく大きなテーマに挑もうと思います。

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▼ とろろやの店主
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私の大好きなお店に「とろろや」というお店がありました。そこの味はもちろんなのですが、店長さんの笑顔が見たくて、定期的に通っていました。残念ながら、いつの間にか店長さんに会えなくなり、お店自体も潰れてしまいました。
今はおいしい食べ物を求めるというよりは、元気がもらえる人だとか、感じの良い人に会いにいく感覚でお店に行くような気がします。


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▼ 西野さんの記事
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キングコング西野亮廣さんは、次のように語っています。

インターネットによって知識や技術が共有されるようになり、すべてのサービスのクオリティーが上がり、均一化された今、「機能」で差別化を図ることが極めて難しくなりました。


となってきたら、もう後は、「誰が提供しているサービスなのか?」で選ぶようになってくる。
これを僕は「『機能検索』から『人検索』になってるよね」と言ったりします。

言い換えると「誰にお金を落としたいか?」
要するに、「サービスを購入する」という行動が、「支援」に近くなってきているんですね。
現代のサービス提供者に求められているのは、この「誰」に入ることですね。

これはまさに、面接指導で人気の先生、大好きなお店とろろやの店主と同じことを言っているのだと感じました。


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▼ たくさん話を聞く
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この2人に共通している点が、たくさん話しかけ、たくさん話を聞こうという姿勢を持っているということです。その先生は、生徒1人1人のことをよく見ていて、些細な変化にもよく気づいています。そして生徒が聞いてほしいという時にも面倒くさがらずに、「どうしたの?」と聞いている場面を何度も見ています。
とろろやの店主もそうです。お客様1人1人に笑顔で声をかけ、「ご注文はお決まりですか?」「新しいお茶をお持ちしますね」「おかわりはされますか?」など、各テーブルをよく見て、たくさんコミュニケーションをとるようにされているのだと感じました。


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▼ 言葉と行動に矛盾なし
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時々、指導されても納得いかないという顔をする生徒がいます。それは指導内容が理解できていないか、お前に言われたくないという不満からです。前者は理解力の問題ですから、その場で何度も話したり時間をかけて理解させたりすれば良いですが、後者はそういうわけにいきません。不満をもつ生徒は論外ですが、先生側にも少なからず責任があるようにも思います。だから、普段から話している内容と行動に矛盾がないよう心がける必要があると思います。


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▼ かもさんの動画
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YouTube講演家鴨頭嘉人さんは、このことについて「承認の土台」という言葉を使って説明しています。

日常生活において、どのようなことに心がけて生活していれば良いか、考えないと「あの人」になれないのだと感じました。


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▼ 自分はどうか?
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これらを踏まえて、自分はどうなのかを考えてみました。たくさん知識をつけなさいと言いながら、このブログを書くためのインプットが圧倒的に足りません。そして、たくさんの人に読んでもらうために、たくさんの人のブログを読もうと決めていても、忙しさにかまけてできていません。全くダメですね。だから、これからも毎日毎週書き続けることで、自分がどうありたいかを常に明確にし、実行に移していければ良いと思います。毎回拙い文章で申し訳ありませんが、おかげさまで毎日50〜60人の方々に読んでいただいています。より一層頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします。


いつもありがとうございます。クリック応援も引き続きよろしくお願いします。
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