♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【学校経営】「中学校は今」

━━━━━━━━━━━
▼ 中学校文化祭に参加
━━━━━━━━━━━

 中堅教諭等資質向上研修の一つ、異校種体験として、中学校の文化祭に参加してきました。このブログを読んでいる人の中で、この学校の先生もいるため、あまり露骨に表現はしませんが、学びは確実に多くありました。そこで今回は、中学校の文化祭を通して、今の中学生たちの現状と、先生方の現状について書いていこうと思います。

━━━━━━━━━━━
▼ コロナの影響
━━━━━━━━━━━

 朝一番に会場へ着いた私は、何となくの空気感を察しました。中学3年生の落ち着きのなさです。これは、この中学校に限らず、多くの中学校で見られる傾向です。勘違いして欲しくないのであえて言いますが、先生たちの指導力不足を指摘したいわけではありません。中学校入学時から約2ヶ月間の休校期間を経験した今の中3生たちは、いわゆる中学生としての自覚を身につけるようなさまざまな行事を経験しないまま過ごし、手をかけてあげられないまま最上級生として扱われてしまっているという印象でした。だから、こちらが指導しようと思っても、そんなことを言われたことがないと言わんばかりの態度を取っていました。(中学生なので言われたことはきちんとやりますが、心の底から先生の指導に乗っているという感じがしないという意味です。)


━━━━━━━━━━━
▼ それでも頑張る生徒
━━━━━━━━━━━

 しかしながら、文化祭が始まると生徒たちの一生懸命な姿が随所に見られました。文化部の発表、有志発表、合唱コンクールなど、日々の積み重ねによってここまで頑張ったかと感心する場面が多くありました。特に3年生の歌声は本当に素晴らしかった。よい伝統を受け継いでくれているなという印象を受けました。個々で見れば本当に素晴らしい生徒ばかりで、そういった生徒に寄り添った指導を行う先生方の努力もまた素晴らしいなと感じました。


━━━━━━━━━━━
▼ 裏方が大変
━━━━━━━━━━━

 私は中学校で働いた3年間は、学級担任であったため、あまり裏方の仕事はしませんでしたが、今回は裏方の仕事もたくさん経験できました。後述しますが、保護者対応もあり、突発的な体調不良者の対応や、荷物の搬入・搬出など裏で働く先生も何人かいることを改めて知ることができました。担任の先生が生徒たちの近くにいられるよう、陰でこれだけの先生が働いてくださっていることを思うと、私もこれからはこちらの人間として頑張らなければならないなと感じました。


━━━━━━━━━━━
▼ 若い先生が多い中で
━━━━━━━━━━━

 特に今回気になったのが、若い先生が多いということです。高校でも増えているものの、特に中学校の先生方は若いなという印象を受けました。それゆえに、我々中堅教諭が教えるべき内容も多いように感じました。これは想像ですが、例えば合唱指導では、生徒の自主性を重んじるといって、生徒たちに1から10まで全てを任せてしまう先生がいるように思います。特に自分たちで一つのものを作り上げたことのない生徒たちは、土台となる考え方や進め方などが分からないと、がむしゃらに当てずっぽうなことをしてしまい、時間だけが無駄に過ぎて行ってしまいます。大切なことは、短い時間の中で、いかに先生が道筋を示し、生徒たちの自主性を伸ばしていけるかということなので、その部分がしっかりと伝わっているのかなと心配になりました。これが杞憂であることを祈ります。


━━━━━━━━━━━
▼ 最後に、保護者
━━━━━━━━━━━

 最後に保護者のことを書いて終わりにします。当たり前ですが、私がかつて担任を受け持った生徒の弟や妹が在籍していますので、久々に保護者の方とお話をするという機会が多くありました。ありがたいことに向こうはしっかりと覚えてくださっていて、あれ?まだいらっしゃったんですね!と勘違いしてくださいました。中学校は幾度となく、この保護者との関係をとても大切にしていたことを思い出しました。高校ではそこまで保護者との関係性は密ではありませんが、おろそかにしてはいけないなと感じました。先週は多くの保護者をお招きしてお話しする機会があり、そこでもおざなりな対応はしないように心がけました。これからも保護者との関係性は大切にしていきたいなと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。クリック応援も引き続きよろしくお願いします。
↓↓↓

にほんブログ村 教育ブログへ