ここでは用語の確認が主な内容でしたので、メモ程度にまとめておこうと思います。
〇ASD(自閉症スペクトラム障害)
対人関係を築くことが難しく、他人の心情を理解することも難しい。
習慣にこだわりをもち、限定的な興味をもつ
→ 暗黙のルールを理解できないため、きちんと言語化することが大切です。
〇ADHD(注意欠陥多動性障害)
注意力が持続せず、落ち着きがない。
→ 一度にたくさんの指示を出すと混乱してしまうので、短く単純なないように区切って支持することが大切です。
例:×用具をしまったら廊下で番号順に静かに整列してね。
〇机の中に用具をしまってください。廊下へ出てください。番号順に整列してください。整列出来たら静かに待ってください。
〇LD(学習障害)
特定のものの習得と使用に著しい困難を示す。
→黒板の板書を書き写すのが難しい生徒には、あらかじめプリントを渡しておくなどの配慮が必要です。
〇まとめ
目の前の生徒が上に該当する場合は「問題児」として捉えてしまいそうになります。まずはどのような特徴があるのかをしっかりと理解したうえで、興味のあるものを取り入れて動機付けをしたり、先生自身が前向きな気持ちで接したりすることが大切だと分かりました。