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▼ 明日報告します
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大学時代にお世話になった講師のつてで
実践報告を行う予定になっています。
現場を離れた先生方や現場を知りたがっている
方々に向けて話をするため、
話の内容が多岐にわたります。
今日はそれを文章化して紹介したいと思います。
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▼ 目の前の生徒が育った時代
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今の高校生たちを2つの視点で紹介していきます。
①スマホの普及
②コロナ禍
特にスマホの普及はさまざまな問題を招いています。
今日は詳しく説明しませんが、見知らぬ人と
連絡を取り合うことも多くあり、
学校を越えた範囲でトラブルが起きます。
また、ニュースはスマホで得るものであり、
新聞はもちろんのこと、テレビを見ることもないため、
情報が偏っているという特徴があります。
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▼ モンスト、TikTok
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生徒たちのスマホを覗いてみると、
ゲームをやっていることが多いため、
スマホはゲームをするために許可をしているわけではない!
と指導することが多くあります。
男子生徒の多くは、モンスト
モンスターストライクというゲームをしています。
女子生徒の話題を聞いてみると、
やはりInstagramやTikTokで、時々YouTube。
SNSで発信しているものをチェックしているな
という印象を受けます。
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▼ 道案内ができない!?
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先日、スマホの功罪を感じる瞬間がありました。
現代の国語という授業の中で、
道案内を、電話で行うという活動がありました。
こんなものは当然できるだろうと考えていましたが、
できない生徒が何人かいたのです。
話を聞いてみると、そもそも道案内をしたことがない
と口を揃えて言うではありませんか。
さらに聞いてみると、聞く必要がないとの答えが。
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▼ Zenly
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生徒たちの間で流行っているアプリの一つに
ゼンリーというものがあります。
GPS情報を共有して、友人の位置をリアルタイムで
確認できるため、今どこにいるのかを
聞く必要が無いのです。
世の中が便利になっていく中で、
今まで当たり前だった力が失われていく。
そんなことを感じた瞬間でした。
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▼ Microsoft Teamsを使う
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生徒とのやりとりの仕方も変わりつつあります。
Teamsを使えば、24時間365日先生と生徒が
連絡を取り合うことができます。
裏を返せば、それが基で不祥事に繋がりかねません。
私は生徒に連絡を取るときには
必ず担任の先生と本人にメッセージを送り、
プライベートなやりとりにならないよう工夫しています。
このTeamsはZOOMのように
オンライン配信もできますし、
メッセージをグループ単位に送ることができます。
今年はそれを使って
夏休み課題や学習習慣付けのための
メッセージ配信を行いました。
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▼ スタディサプリ、ENGLISHも
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本校ではスタディサプリ、スタディサプリENGLISHが
学習に使われています。
先日、1人1台タブレット端末が配付されましたが、
それまではスマホを使って学習させていました。
いつでもどこでも空いた時間を使って学習できる点では
とてもよいアプリだなと感じています。
また先生側も、生徒がどれだけ取り組んだかを
数値で知ることができるため、
生徒の頑張りを褒めたり、逆に頑張るよう励ましたりと
生徒へのフィードバックに活用できます。
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▼ コミュニケーションを大切に
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最後に、コミュニケーションについてです。
こうやって最新のアプリを使って
コミュニケーションを図ろうとしますが、
上手くやりとりができない場合が多くありました。
例えば、メッセージを送っても一部だけしか読まずに
こちらの意図を受け取れないということが
多く起こりました。
また、再提出のものを出しに来ても
該当の先生がいないと勝手に判断して
誰にも声をかけずに帰ってしまう生徒も多くいました。
こういったコミュニケーションは
1からしっかりと教えていくことで
自然と理解できるようになるため、
ここの部分を「応援される人になれ」という
合い言葉を基に指導していきたいと思います。
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