♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.8『元担任の立ち位置』

おはようございます。ようやく1週間が終わります、と私は感じていますが、みんなの感覚はどうですか?

この1週間みんなのことを見てきて、いろんなことに気づきました。その1つに「元担任」の存在がありました。今年はまだあまり話したことがないから、去年の授業の教科担任の先生へ話を聞きに行こう。進路のことを聞きたいけれど、まだ関係ができていないから去年のHR担任を頼ろう。そんな人が何人かいたということです。

もちろん頼ることは悪いことではないし、むしろ自分が信頼できる先生がいることは良いことなので否定するつもりはありません。ただ、元担任の先生によっては、今の担任の先生に聞いて欲しいなと思っている先生がいることも忘れないでください。例えば、進路関係は、私でなければ対応できないことがたくさん出てきます。そんな時に元担任のところへ行っても、その先生は力になってあげられず申し訳ないなと思うのです。私とあなたの間には持ち上がりの先生と違って2年2ヶ月の溝があります。その溝を埋めるために、こうやって毎日学級通信を書いたりモチベーションノートにメッセージを書いたりしています。数日で何とかできるわけではありませんが、あなたが1日でも早く私のことを信頼できるように頑張っていけたらなと思います。

 

 

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