♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.4『お金の大切さ』

おはようございます。今日から分散登校が始まりました。この時間に登校するというのは違和感があると思います。でも大学生になったら、1時間目は休みとか、今日は2時間目だけとかいう生活が当たり前になりますし、就職先によってはフレックスタイム制を導入しているかもしれません。与えられた環境をいかに上手く生活していくかが将来に役立つことを忘れずに。

先週金曜日に奨学金説明会が行われました。1組も3分の2の人が参加しましたが、何を言っているのかよく分からなかったと思います。参加していない人も含め、その人たちへ簡単に説明すると、「どれだけ自分の力で学費を払っていくかを決めていく作業」のことを奨学金と言います。昨日聞いた学生支援機構は、条件の当てはまるあらゆる人に貸し出してくれるものです。進学先によっては学費を免除する形を設ける所もあれば、返さなくてよい給付という形で出してくれる所もあります。また、学校以外にも団体や地域が設けているものもあります。でも、それらすべては、保護者に頼らずに自分の力でお金を払うための手段なのです。(入学時には頼らざるを得ないし、書類を完成させるために頼る必要はありますけどね。)もちろんアルバイトをして稼ぐという方法もありますが、必要なお金は学費だけでなく、交通費も、食費も、サークルや部活動も含め、当然交遊費もあるでしょう。だからお金についてよく考え、情報を集めておくことが重要です。知らなかったは理由になりませんから、自分でしっかりと考えておきましょうね。

 

令和2年5月25日学級通信

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