♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

『教え子認定』

おはようございます。今日は年次休暇をいただいて、愛知県赤十字血液センター献血に行くことを決めました。職場からもそう遠くないので、人のために血を捧げてきます。それから、世間の流れを見ていて、5月31日までの休校、夏休み縮小というものが話題に上がっています。Yahooニュースになっています。検索してみてください。一部の市が先行して判断していますが、県はギリギリまで判断を先送りする傾向がありますから、生徒の皆さんは上の2つは覚悟しておくと良いと思います。

昨日は登校日でした。新型コロナウイルスの影響か、うちのクラスは8人が欠席でした。後日課題を出しに(受け取りに)来てもらう予定です。このご時世、来てもらうのは普通じゃないのですが…。その中で、今年新たに教え子となった生徒と話をしていました。私が名前に「くん」や「さん」をつけることについてです。「先生は必ずつけるんですか?」と聞かれたので、「名前を覚えたら呼び捨てにするよ」と答えました。

そもそも先生が生徒を呼び捨てにするのはいかがなものかという論調があります。名字ならまだしも下の名前の呼び捨てなんて、マズイのではと言われることだってあります。ただ、私が初めて副担任としてついたクラスでは、担任の先生が下の名前を呼び捨てで呼んでいたのです。そして、それが生徒と心地よい関係を築くために必要だと強く感じたのです。

私が呼び捨てを開始する時には、次のことを話すようにしています。

 

自分のクラスの生徒になった人は必ず呼び捨てで、下の名前で呼ぶようにしています。それは、あなたたちのことを自分の家族だと思って接したいからです。でも自分の妻は尊敬しているので「さん」をつけるんですけどね。そして、結婚すると名字が変わるから、卒業してからいつでも呼べるように下の名前で呼ぶようにしています。もし嫌なら言ってください。強制はしません。

 

私が受けもった過去のクラス、初任校の1-3.2-2.3-2、中学校の3-2.1-1.2-5の誰の名前も私はずっと下の名前で呼び続けています。今年の3-1の人たちもそれは同じだろうと思います。