♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

高校受験へ向けて

中学校でどのような指導がなされているかは分かりませんが、この時期行うことと言ったら、第1回進路希望調査です。昨年は4/17が提出期限となっていたので、まずは公立高校、私立高校の名前が書けるよう情報収集しておくことが大切です。

 

◯愛知県立高等学校「探そマイスクール」

http://aichi.mgxgis.jp/myschool/default.asp

 

名古屋市立高等学校「名古屋市立学校・幼稚園一覧」

https://www.nagoya-c.ed.jp/school/kyosen/schoollink/h-school/h-index.html

 

◯私立高等学校「愛知県私学協会」

http://www.aichi-shigaku.gr.jp/

 

専修学校等「愛知専修学校各種学校連合会 愛専各」

https://www.askr.or.jp/

 

◯豊田高専等「国立高等専門学校機構

https://www.kosen-k.go.jp/

 

◯その他

学校名を入れる。例えば「名古屋大学教育学部附属高等学校」みたいな

 

◯オススメサイト

http://www.ma.ccnw.ne.jp/kwc/gaji_sin/scl_link.htm

このサイト、あなたたちはよくご存知かと。

 

残念ながらインターネットでしか情報を集めることができないため、私立高校の方が良く見えるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

特に注目してほしい点は5点。

①進路実績

どのような大学、短大、専門学校、就職先へ進んでいるかということ。実績は学校ごとのノウハウや、所属する生徒の学力などさまざまな要因が考えられます。細かな要因については学校が再開されてから情報収集するとして、どのような情報がネットに出ているかを確認しておくと良いでしょう。

 

②教育課程(カリキュラム)

普通科専門学科総合学科と比較してみると違いが分かると思います。ここで勘違いして欲しくないことが、どんな授業を取りたいかではなく、どんな授業が自分の将来に役立つのかです。将来の夢、そんなものはまだない、という人は普通科総合学科をよく見てみましょう。またその学校で特色のある事業があればそれも見ておきましょう。◯◯研究指定校というのもあるでしょう。

 

③部活動

どんな部活動があり、どのような成績を収めているかを見てみましょう。名前があっても存続の危機を迎えていたり、逆に人数が多すぎてレギュラーになれなかったりさまざまな実情があります。その細かな所は再開後に得る努力をすることになります。

 

④交通手段

実は一番大切な部分です。いくら良い学校であっても通えなければ意味がないからです。遠い学校の中には寮を持つものもあります。自分が3年間(学校によってはもう少し長く)通うことを考えて選びましょう。部活動、補習などで時間外、休日の登下校があることも判断材料にしてください。電車やバスの調査も必要になってきますね。

 

⑤学校行事その他

進学校なら進路行事を見ることもお忘れなく。修学旅行や学校祭について見ておけると良いですが、優先度は高くありません。他にも何か自分の中で重視したい点があったら調べてみてください。制服で選ぶ人もいるようなので。

 

これらを踏まえて勤務校のHPを見てみましたが…努力が必要なようです。