♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.197「合格発表」

おはようございます。今週は今日で終わり、3連休へとつながっていきます。昨日1日考えて、最終日のメッセージはやっぱり黒板に書くことにしました。それが2年5組のみんなにしてあげられる最後の仕事だと思うので。

昨日は公立高校の合格発表でした。1年後にはほぼ全員が進路を決めている状態だと想像すると、どんな気持ちになりますか?1年後どうなるかなんて想像できないかと思うので、不安や焦りなのか、反対に期待ややる気を感じる人もいるのかもしれませんね。

思い返せば、高校入試の時、掲示板に載った受験番号と「本校に合格」の文字を見て、必死に写真を撮ったことがありました。その3年後、大学入試の時、インターネット上に自分の受験番号がなく、愕然としたこともありました。そのまた4年後、キャンパス内の図書館のPCルームで再び受験番号を見つけ、先生としての一歩を踏み出しました。

このことから、目の前の「合格」は、私の人生においては、「不合格」につながったり、逆に「不合格」が「合格」につながったりしていることが分かります。あなたが1年後に目の当たりにするのは「合格」ですか?それとも、「不合格」ですか?どちらの結果であっても、あなたの人生にはプラスに働く結果となるに違いないでしょう。でも「合格」したいのなら、今日を必死に生きなさい。

 

令和2年3月19日 朝の黒板メッセージ