おはようございます。最後まで読んでね。
初めにお知らせです。
中間考査範囲が上に掲載されています。
中間考査の結果を受けて、赤点保有者には
修学旅行直後の居残り指導を計画しています。
どの教科も今から準備を始めましょう。
テスト範囲の週末課題も出しました。
こちらも合わせて頑張りましょう。
本題です。古典探究の競べ弓の話は
なかなか奥深いなと感じています。
そもそもなぜ道長(入道殿)は、
伊周(帥殿)の所へ来たのか。
道長は抜群に弓が上手く、
伊周は本番に弱かったのか。
これらの答えはたった一つ。
歴史物語だという点です。
(フィクションってことです)
時の権力者である道隆(中の関白殿)は
自分の息子である伊周に跡を継がせたかった。
だけど、道長の人格や手腕を見ると
やはり道隆の後は道長だろうという
物語になっています。
(実際には先に道兼という人もいますが)
そのことを物語として描いたのが「大鏡」です。
伊周は所詮、父のおかげで力を
持てているのであって伊周自身に力はない。
道長はここぞという時にしっかりと結果を出し、
これから強大な権力を持つことを予感させる。
そんなことを今回の話で、
表現しているように思います。
古典探究は考査初日です。
ぜひ今日から少しずつ復習しましょう。
令和5年9月30日(土)