♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.292「正直であれ」

先日、とても残念なことがありました。
1月の模試の自宅受験者が、真面目に受けず不正行為を行なったということです。それもかなりの数です。本校の過去のデータと比較しても、ありえない数字が出ました。
勉強ができない。苦手なことをなかなかクリアできない。それは仕方のないことです。誰しもが最初からできるわけじゃない。元々頭が良い人や運動神経抜群の人もたまにはいますが、サボり癖があれば、中途半端な結果で終わります。そして何よりも誤魔化すような人に未来はない。
私は4月から、「応援される人になりなさい」と話してきました。自分の面倒事や苦手からひたすら逃げ続けるような人は、やがて孤立し、誰からも応援されなくなります。かつて私もそんな時期がありました。
自分だけができると思い込んで、大学受験に大失敗しました。たった1つの大学以外は全て落ちたのです。それでも夢を叶えられたのは、自分と向き合って、たくさんの人に感謝して、前向きに生きたからこそ、多くの人に支えてもらって応援してもらえる人間になれたからだと思っています。
まだまだ未熟で、足りない所はたくさんあります。でもそういうところから逃げず、しっかりと向き合うことは続けていきたいし、あなたにもそんな人になって、今の苦しみから脱して欲しい。この学年が応援される学年になるよう、これからもよろしくお願いします。


令和5年3月9日(木)

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