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▼ 中間考査スタート
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昨日から中間考査が始まりました。テストや提出物を見ながら、生徒たちの頑張りを点数化し、次回に向けて我々の指導方針を決めていきます。今回は前回の続きとして、GW後の課題未提出者指導と、中間考査に向けて心がけたことについて書いていきたいと思います。
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▼ 50人が対象
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GWが終わり、月曜日に課題提出を迎えました。今年は3連休、3連休、2連休(土日)の日程で、割と定期的に学校へ登校できていたため、予告として頻繁に「未提出者は火曜日から居残り」を出していました。そこで、前日の日曜日は徹夜をした生徒も多かったようで、みんな顔色が悪いように感じました。保健室からも、生徒たちがあまり寝ていないと心配の連絡を受けました。自業自得です。
そんな訳で集計をした結果、欠席者を除き約50名が提出できていないということになりました。私は何人になろうとも、全員と面談をする覚悟を決めていたので、課題が終わっていて提出するのみだという生徒も含め、50名全員に反省用紙を書かせ、その資料を基に1人1人と面談を行いました。たった1人で立ち向かっていましたが、担任、副担任の先生も時々顔を出してくださり、順番待つ生徒たちの面倒を見てくださいました。生徒たちは待たされる苛立ちと、深く考えさせられる質問への疲弊を顔ににじませながら、教室を後にしました。部活動に行きたい生徒たちは、やっと参加できるという解放感も抱いていたようでしたが、もう少し精神的に圧力をかけても良かったのかなと思いました。次の夏休み明けはもっと力を入れます。ちなみに面談が始まったのが15:40で、終わったのが17:00少し前でした。
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▼ 浮ついた感じ
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GWの雰囲気をそのままに生活されてしまっては、学年が落ち着きません。そこで、まずは昼食時間の巡回を欠かさず行いました。前半は黙食ができているか、後半はスマホを隠れて使っていないかという点を見るためです。高校生にそこまでの管理は必要ないとも思いましたが、ここで崩れると今後学年経営が難しくなるため、丁寧に行いました。もちろん学年団の先生方にもできる範囲で手伝っていただきました。強制力を持たせなかったので手伝ってもらうことはあまり考えていませんでしたが、自主的にまわってくださった何人もいて泣きそうになりました。本当に素晴らしい先生方に支えられて学年が運営できています。
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▼ 不登校の生徒たち
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GW前後から学校へ足が向かない生徒が何人か出てきました。そこで、心がけたのは保護者との対話です。生徒との会話ができれば一番ですが、生徒と最も距離の近い親と繋がっておくことが実は重要なのです。実際に来校いただいて話を聞いてみると、結果的に我が子を追い込むような状況を作り出していたり、家庭内では当たり前のことを我々にとっては新鮮な情報に感じられたりと、見えない部分が多く見えてきます。その結果、本人が学校へ来られるようになったり、来られずとも本人の表情が穏やかになったりするのです。
毎日帰りが遅くなり、正直しんどかったですが、それも大事なことなのかなと思います。
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▼ 考査1週間前
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考査1週間前から部活動が停止し、居残って勉強をする生徒が多数いました。しかし、集中力が持たず、すぐにスマホに手が伸びてしまう生徒も見受けられました。そうです。学年フロアにできる限りいて、生徒たちに勉強が教えながら、環境を整えていくことを心がけました。全員が無言で勉強することはできませんでしたが、前向きに頑張ろうという雰囲気は作れたように思います。
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▼ 考査前日考えたこと
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考査前日の7限は自習の時間でした。これまでのやり方であれば、静かに取り組みなさいと呼びかける程度でしたが、各担任の先生方にお願いし、中間考査までの学習の振り返りと考査の目標を考えさせる時間としました。私がモデルで作ったワークシートを取り組ませたクラスもあれば、担任の先生の講話の形で考えさせたクラスもありました。高校はそれで良いと思います。全員が横並びで同じことをするのではなく、担任の先生のカラーが上手く出るよう、学年主任としてサポートすることが一番大切だと最近特に強く感じます。これからも、私が担任だったらと視点を持ちつつ、担任の先生方がやりやすい形を模索していきたいなと思います。
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