♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【休日版】「親ガチャ」が表すもの

おはようございます。台風がすぐそこにいますが、暴風警報も出ず、とりあえず大丈夫なのかなと思って動向を見守っています。昨日は台風の特異日でもあったようなので、これを機に災害に備えることを再び意識できたらと思います。
私たちが教員になる頃、世間ではモンスターペアレントという言葉が流行りました。学校側から見た親の過剰な姿を揶揄したものだと記憶しています。今回、子どもの側から「親ガチャ」という言葉が出てきました。子どもは親のことを選べない、というところからガチャガチャになぞらえて否定的なニュアンスで使っているのだそう。(親ガチャ失敗だ、みたい使い方です。)言葉として嫌いなのはもちろんですが、もう少し客観的に考えてみると、次のようなことが言えると思います。

①子どもは親の想いを理解しきれていない
②子どもは理想の親像、あるべきではない親像を考えるようになった
③親の姿を見て、自分自身に自信が持てなくなっている

私は今まで教員という立場で、さまざまな親御さんと接してきました。たまに"自分とは価値観が違う"と感じる方はいましたが、それが悪だと決めつけるのは良くないなとも感じてきました。結局のところ、親の心子知らず、といった感じでしょうか。


令和3年9月18日(土)

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