♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【一般向け】再開は早い?

こんばんは。世間はコロナ禍から脱したような雰囲気がいろんなところで出ていますが、甘いですね。今日から2週間前は、5月3日ですよ。GWが終わるのが6日、緊急事態宣言が解除されたのが14日ですから、1つ目の注目は20日、2つ目の注目が28日。この2つを見てからの方が良いと思うのですが…。

矛盾するようですが、そうはいっても経済活動は再開すべきだと思います。これ以上の自粛はいろんな人の首を締めることになりますから。だから、感染に注意しつつ少し活動範囲を広げていくwithコロナにシフトしていく必要があると思うのです。

我々学校現場は明日からの週から少しずつ登校機会、登校時間を増やしていきます。感染が怖いから家を出ないという考えは否定こそできないものの、容認できない風潮になってきたからです。だから本音を言えば、また感染者が拡大してきたとしても、学校は休校一辺倒でなく、分散登校やオンラインでの双方向コミュニケーションを上手く組み合わせて授業を少しずつでも進めていくべきだと思います。早くオンラインに切り替えると言っても、今日明日に変わることはないし、そもそもオンラインでモチベーションを維持できるほど、生徒も力がありません。もちろん緊急事態宣言が出たり、校内で感染者が出たりしたら休校せざるを得ないですけどね。ゆえに、緊急事態宣言の解除後は「元の生活に戻る」ではなく、オンラインとオフラインを使い分ける練習期間だと捉えるべきだと思います。

最後に、もしも今回YouTubeを使った先生がいたら、これを定期的に使うべきだと思います。私がもし使うとしたら、授業をそのまま撮影してアップする。そのことしか考えられません。そうしなければ、動画をアップしたのは、あの時のためだけだったのか、となり無駄になるからです。今最も恐れているのが、全員に等しく行われるはずだった授業が、あるクラスでは3回、あるクラスでは1回となって休校になることです。そうなれば、再開後にそこからスタートするでしょうか。あまりにも非現実的過ぎます。だから私は完全に安心できるまでは、どんな内容をどの時間に行ったかは徹底的に計画して、いつでも動画撮影に切り替えられるようにしておきたいと思います。これはないことを祈りますが…。試しに後日初回授業の内容をこのブログにアップしたいと思います。45分の内容なので、分割するかどうかは書き終えた後に判断したいと思います。