♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.182「物事の本質はどこにあるか」

おはようございます。2月もあと2日で終わりです。((土)も含めたら3日間だけど)1月、2月と3年生としてのふるまいを考え、実践してきてくれたと思いますが、本当に今のまま3年生1学期を迎えるつもりですか?4月からやろうとか、その時まではいいやとか、そういう発想をもつ人のところには、他人の助けも、運気もありません。日々自分の成長を考え、失敗しながらも前に進んでいる人のところには求めていなくとも、助けや幸運がやってきます。世の中とはそういう風にできているのです。

昨日、学級委員、議員以外の男子で約30分かけて、この”悪い雰囲気”をよくするための話し合いを行いました。前向きにたくさん提案する人もいれば、否定の側に立って、その提案に対して疑問を投げかける人もいました。一見否定側の人が悪く見えますが、そうではありません。大切なことは「自分とは異なる立場や考え方を理解しようとする心」です。昨日、どうしても厳粛な雰囲気を作れなかった人を他人が何とかしようとしても、どちらの側にも立とうという意識がなければお互いに不満が溜まるばかり。さて、この騒がしさを普段からよくしていくために必要な物事の本質とは一体何なのでしょうか。

 

令和2年2月27日 朝の黒板メッセージ