こんばんは。今日は本の紹介です。ハンス・ロスリング他著の「FACTFULNESS」です。
私は、先進国と発展途上国という2種類の国が今なお存在していることを信じて疑いませんでした。でも、今のデータを見ると、多くの国が最貧国のレベルを脱し、世界の平均寿命は70歳で、世界で予防接種を受けられている1歳児は8割もいることが分かり、単純な分割では世界を理解することはできないことを知りました。他にもたくさんの思い込みがあって、今自分たちはメディアによって操作されていることもよく分かりました。
中学2年生の国語で池上彰さんの文章が載っていて、情報メディアの利便性と危険性について説明がありました。私たちは情報の取得方法が多様化した分、その情報が正しいのかをどう判断するか、そして自分自身が正しいと思っていることを示す情報を集めがちたという習慣を理解する必要があると、改めて感じさせてくれた一冊でした。
令和元年8月7日
