♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

逃げない道を選べ

1ヶ月以上更新できず、申し訳ありませんでした。全く余裕がなく、ブログのことをすっかり忘れていました。今日はまた読者が増えたようなので、過去に話した内容をアップします。

 

私は、実は、消極的な理由で高校の先生になった経緯があります。もちろんこうしたいっていうのもあったんですが、これだけは避けたい、そう思っていました。それは、

 

部活動指導が中学校に比べて盛んでないこと

 

です。私は運動部も文化部も経験してきましたが、部活動は嫌だと思って、最初の勤務校では、ボランティアを極め、役員にまでなりました。(これ、今思えば、部活動ちゃんとやってますね。)運動部が嫌だったから必死に避けました。でも、中学校への勤務が決まり、ご挨拶の日にソフトボール部の顧問としてお願いされた時に、やっぱり逃げられないんだなと思いました。

毎日苦しい思いをして、給食が喉を通らず、胃薬を飲みながら無理矢理食べた時もありました。でも、一生懸命やっていると、周りの人がサポートしてくれて、何とかやっていけました。顧問としては何一つしてあげられていませんが、支えてくれる周りの人を大切にすることで、自ずと結果も、部活の団結力も出てきました。

今、目の前で嫌なこと、やりたくないことがあって、逃げている人、たくさんいると思います。今、逃げてもいいけれど、いつかやってきますよ。時限爆弾のように、自分の逃げてきたことに嫌でも向き合わなければならない時がやってきます。今やるか、その時やるかは分かりませんが、決して逃げる道を選ばず、とりあえず頑張ってみてください。案外何とかなります。何とかするのです。

 

3年5組 最後の国語の授業で語ったこと

※覚えていない部分、曖昧な部分は省略。