♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

原点回帰

1年ぶりに大学の研究授業大会に参加。 単に、後輩の顔を見に行こうと思っていたが、それ以外にもたくさん得るものがありました。

①授業に対して、もっと真剣に向き合うべき。

今年2年目の先生の授業を受けて、もっと目の前の生徒のことを思って授業構成をしなければならないことを実感しました。私の勝手な見方では、彼は普段から長期的な見通しをもって授業を作っている印象を受けました。それは、私が忙しさにかまけてサボっている部分だと気づかされました。

 

②先生になりたい思いを思い出すべき。

先生はこうあるべきだ。そんな意見が多く聞かれ、教員採用試験の時に感じた不安や、高い志を思い出しました。自分はここから出発したのだと思い知らされました。

 

③自分の経験を語るべき。

自分はひょんなことから高校から中学校へと異動しました。そのことを生かして中高の違いを改めて感じることができました。自分に今できること。それは、両方の経験を踏まえて、それぞれの学校ですべきことは何かということをしっかり考えて行動することだと思います。

 

いずれのことも、当たり前のことですが、今日参加して言えることは、職場を離れて自分の歩んで来た道を辿ることが一番の研修だということです。キャリア教育にも言えることで、自分は生涯にわたって何がしたくてその仕事に就いたのか。そのために日々どんなことに気をつけて生活していくべきかを考える必要があります。現役生に語り続けるためにも、色んな経験をしなければならないなと再確認した1日でした。