♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

始業式

いよいよ明日が入学式。思えば2年前、初めての担任が1年生で、全身全霊をかけて保護者の前で話をしたことを覚えています。そして、明後日が始業式です。自分の新3年生の始業式がとても印象に残っているので、今日はその話をします。
◯担任は、やっぱりO先生
私の母校は3年生になると、2次試験で数学が必要でない文Iクラスと、必要な文IIクラスに分かれます。私は当時、県内の教育系国公立大学(バレバレですね笑)を目指していたので、文Iクラスへ進みました。生徒同士では、おそらくO先生が担任だろうと予測を立て、先生に「そうでしょ?そうでしょ?」と聞きまくっていました。今覚えば、O先生は苦しかったのではないかとお察しします。
その後、やはりO先生に決まった後、学級通信が配られました。冒頭には「やっぱりOでした」と書かれていました。その後、O先生にはさんざんお世話になりました。英語の勉強のこと、進路のこと、一番担任の先生として頼った人だったので、今の自分の教師像、担任像の礎となっています。
O先生とは昨年8月に再会して、ようやく感謝を伝えられました。それまではずっと心残りがお互いにあったのです。それは、先生が勧めた大学を受験して、失敗してしまったという経験があったからです。詳しくはまた後日お話しします。期待させておいてすみません。
自分はO先生同様、明後日、生徒からどんな言葉を投げかけられるか楽しみです。一番は「やっぱり」なのかな。ではでは。