今週の師匠は、私が大学1年生の時からお世話になっている方だ。自分と4回りも上の方なので、見方によってはおじいちゃんと孫なのかもしれない。だが、夏目漱石の「こころ」の主人公のように、先生の不思議な魅力の虜となってしまったのだ。
先生は普段から私に「絶対仕事を断るな。どんな仕事でもやれ。」とおっしゃっていた。そして、仕事が多すぎて大変だと相談するとにっこり笑って「色んなことを任せてもらっていいじゃん」とおっしゃっていた。
つい最近までは、奉仕のこころなのだと思って我慢してきたが、そうではなかった。色々な経験をして、今までは見えていなかった部分の仕事をすることで、一つひとつの仕事のどこが大切なのかが分かるようになってきたのだ。
何事も前向きに、そしていつまでも最初の気持ちを忘れずに。