♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.103 未来へのステップ

おはようございます。昨日、地元のお祭りへ行ってきました。こどもの頃、何度も観ているはずなのに、どこか新鮮で、きっとこの祭りが変わったのではなく、自分自身が変わったのだと感じました。自分自身の成長は、自分では気づきにくいですが、確実に一歩ずつ前へ進めているようです。

さて、1年1組です。私の感覚では、悪い雰囲気からやっと良い雰囲気へと変わり始めました。みんなはどう感じていますか?体育館で撮ったものを今日も流しますが、リハの時とは比べものにならないほと美しい歌声になっています。

私たちのクラスで歌ってきた「未来へのステップ」の歌詞を見てください。1番の「仲間たちと共に進んでゆこう」や2番の「つまずいて起き上がってはばたいてゆこう」はまさに私たちがずっと考えて、ずっと練習してきた内容に重なっています。技術も大切にしつつ、体育祭後、約3週間分の「1年1組の歴史」が形となって、観客に届くことを願っています。

 

平成30年10月22日 朝の黒板メッセージ

NO.102 最後は笑顔

おはようございます。今朝テレビを観ていたら、ぐでたまが出てきてこんなことを言いました。

「環境が変わっても自分が変わらなきゃ意味ないんだわ〜」

胸に突き刺さった言葉でした。

昨日は練習もできなかったので、良い意味で気持ちを整えられていると思います。歌合戦をもう1つ、と思って3-1の先生にお願いしたら、こころよく受けてくださいました。今日最後は体育館で歌合戦。笑顔で終われると来週にうまくつながるのかなと思います。

 

平成30年10月19日 朝の黒板メッセージ

NO.101 思うことと言うこと

おはようございます。昨日は早く帰れたので家でのんびり過ごしました。ほんとうには普段できないようなことをやりたかったのですが、時間があるともう少しゆっくりしようとか、あとでやろうなんて思ってできませんでした。つくづく自分は弱い人間だなと思いました。

自分は中学生のときから、思ったことを上手く言えない性格でした。それが今、こんな形になっています。もちろん口で伝えられる場面は増えてきましたが、やっぱり言わずに書いて伝える方がしっくりくるのです。昨日の授業の感想を読んでいて、やっぱり33人を前にして自分の意見を言えといっても難しいなと反省しました。昨日当ててしまった人、ごめんなさい。今日は1人1人の意見がしっかり言えますように。

 

平成30年10月18日 朝の黒板メッセージ

 

      

 

NO.100 総仕上げ

おはようございます。このメッセージも100回を迎えました。(38が2つあるので、実質101ですが…)

継続は力なり。続けていくことで、前の自分よりも「できるようになった」と感じることが増えていきます。少しはキレイに書けるようになったかな?

さて、今日から合唱の仕上げに取りかかります。曲を聴いていて気になったところを書き込んで貼りました。これが上手く表現できるようになって、完成です。なんだか多そうに見えますが、よくよく見てみると数は多くありません。歌うときに心がけて歌ってみましょう。最後に、昨日のラストに体育館で歌った時のこと、思い出してみてください。いつもより明るく、大きな声で歌えていました。あれが「楽しい」「笑顔」っていうことなのかな。

 

平成30年10月17日 朝の黒板メッセージ

NO.99 人が変わる瞬間

おはようございます。昨日は研修会に行ってきました。主なテーマは道徳について。どうやったら道徳の授業が面白くなるか、話を聞いてきました。その先生は「気づく」ことから「考え」ることが大切で、それが「行動」に表れると良いと言われていました。どこかで聞き覚えのあるワードですよね。

「気づき」はいろいろなパターンがあります。他人の行動を見て「すごいな」と発見することや「あぁはなりたくないな」と自分の教訓にすることも。中でも一番大切なのは自分の弱さに気づくこと。

今のままでいいや。そう思った瞬間、その人は「お年寄り」です。あとは衰えていくだけです。でも、まだ何かできると思ったらいくらでも成長できます。事実、高齢の方でも、いろんなことに挑戦し続けている人はたくさんいます。今の自分に早く気づいて、自分を変えようとする力が出てくるとよいですね。

 

平成30年10月16日 朝の黒板メッセージ

NO.98 心地よい音楽

おはようございます。今朝は久々の課題提出、着替え、そして全校集会です。集配棚へ持っていかなくてよいのでチェックだけお願いします。言われる前にどれだけ動けるのか、「気づき」があった人の素早い行動を期待しています。

昨日、常滑のあるイベントへ参加してきました。参加者の多くは、1人で上手く生活ができない、いわゆる障害をもつ方です。その方々に寄り添うご家族や施設の方、ボランティアの方もいて、みなさん笑顔でした。時間を気にして日々を過ごす私はゆったりした雰囲気に酔いしれて、いつの間にか寝てしまいました。

それぞれが思い思いの時間を過ごして、それでもどこか会場が1つになっている感じもして、単に行動を1つにすることだけが、1つになるということではないのかなと思いました。この空間に、1-1に足りないものが隠れているような気がするのですが、まだ何かは分かりません。

 

平成30年10月15日 朝の黒板メッセージ

NO.97 合唱コンクールまであと12日

おはようございます。昨日のリハーサルを職員室で聴き直しました。やっぱり声が小さくて、上手に歌えているはずなのにほとんど聞こえなくて、それが悔しくて。体育館と武道場で撮ったものを夜、何度も何度も聴き直しました。ふと、あることに気づきました。

それは声が小さい理由です。

1つは男子数名がソプラノ、アルトへ移ったことでお互いに遠慮し合っていることです。表情を見ると、何か歌いづらそうな顔をしています。これは練習していって、ある瞬間からそれがなくなるので辛抱して続けていくしかありません。

もう1つは「度胸」です。人前で歌うときは緊張もするし、恥ずかしいものです。でも、慣れると逆に歌いたくなってきます。今日の業後、2-1の先輩の前で歌います。笑顔で気持ちよく終われることを願います。

 

平成30年10月12日 朝の黒板メッセージ