♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【卒業式まであと3日】伝統を作った卒業生の一言

おはようございます。最初にお知らせです。
①本日は久々の登校日で、1~4限(卒業式予行含む)あります。
 卒業アルバムと災害備蓄品を渡すため
手ぶらで来ないようにご注意ください。
また最終下校時刻は13:00です。
長く残れませんのでよろしくお願いします。

③卒業式の身だしなみについて
 先日指摘があった生徒は本日職員室へ呼び出します。
きちんと整えてくること。またそれ以外も気になれば声をかけます。
本日は防寒着不可です。添付された紙を確認の上登校してください。
 黒・紺・白の無地 (ワンポイント可) 【女子】 無地のタイツ・ストッキングは可

本題です。今日は同窓会入会式から始まります。
本校卒業生である元校長先生も来られるそうで
近況報告が出来たらと思っています。
そんな中で、今日の卒業式予行の流れを確認しながら
ふと思い出したことがあるので、今日はそれを書きます。
あれは10年ほど前のことです。当時3年3組の副担任として
卒業式を後方から見守っていました。
あれは卒業式も無事終わり、退場となった瞬間です。
3組の担任の先生が起立の合図をみんなに送ったところ
誰かが「先生、1年間ありがとうございました!」と大声を出したのです。
その声に続いて3組の生徒たちが「ありがとうございました」と
声を出していました。担任の先生は泣いていました。
その後、4組、5組とあたかも当たり前の文化だったかのように
「ありがとうございました」と担任の先生に挨拶をして退場していきました。
それから私が勤務した数年間は、卒業生の伝統として
受け継がれていきました。(私が担任の時もやってもらいました)

今日は卒業式予行です。1年生へ背中を見せるのは今日が最後です。
卒業式は2年生へ背中を見せる最後のチャンスです。
感動的な演出はないかもしれませんが、
来年はああいう先輩になりたいと思わせるような姿で
入場、退場、起立、着席、返事をしてもらいたいと思います。

令和7年2月28日(金)



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