♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.567「言葉は、受け取る人が意味を決める」

おはようございます。
昨日市長さんがいらっしゃって
人権講話を聞くことができました。
先生ではなく、外部の、しかもこちらから
会いに行かなければならないような人に
お越しいただいて、非常に貴重な機会だと
感じました。

私が印象に残った言葉は
1つのことを10年続けていれば
その道を極めることができる
ということです。
1つのことを長く続ける大切さは
やはり市長という立場でも感じることなのだと
改めて認識できました。

しかし残念なこともありました。
最後の質問です。
人権についての質問は出たものの
市長さんに対する人権講話での質問としては
適切ではありませんでした。
あえて具体的に言わせてください。
「してみたい髪型は何ですか?」
という質問は、様々な受け取り方をされます。
市長さんの答え方が非常に朗らかで
どんな風に言ってくれるのかと期待した人も
いるのかもしれません。

でも次の受け取り方はどうでしょうか。
あなたの「その年齢で、髪型には選択肢は
ないと思いますが、もし髪が多くあったら」
髪型はどうしてみたいですか?
この言葉でなくとも、市長さんをイジったと
感じた人はあの場にたくさんいました。
市長さんも気にされていたそうです。

言葉は時には相手を救い、
時には相手を傷つけます。
人権週間でそのことを考えられると
良いなと思います。


令和5年12月9日(土)

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