♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.326「国語は4つの力でできている」

おはようございます。
日本語的には非常に不適切ですが、
キャッチーな言葉だったので使いました。

私が今年の「論理国語」の初回授業で
扱った内容です。

私が思うに、国語は4つの力が必要です。
「話す力」「聞く力」「書く力」「読む力」
このうち、話す力と聞く力、書く力と読む力が
非常に関係性の深い力です。
例えば、あなたが携帯ショップの店員だとします。
来店した方に、いきなりオススメをしても買おうとは思いません。
特に、スマホに縁遠いような高齢者が来たらどうでしょうか。
何をお探しですか?よりも
スマホでどのようなことができるようになりたいですか?
の方が、そのあと相談しやすいし、この人から買いたいと
思わせることができます。
これこそが「話す力」と「聞く力」との繋がりなのです。

また、例えば、新聞記事が目の前にあります。
この中で、一番伝えたい部分はどこかをハッキリさせるとき、
どのようなことをしますか?
線を引く、タイトルを考えるなどすると、
きっと見えてきます。
読むためには、書くことを意識する必要があるのです。
「書く力」と「読む力」の繋がりはここにあるのです。

今年の授業では、これらを基に、いろいろと仕掛けていきたいと思います。
興味深いものがあったら、報告しますね。

令和5年4月12日(水)

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