♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【学級通信】中間考査へ向けて

〇「GW上手く過ごせましたか?」
 GWが終わり、気分はまだ休みの延長といったところでしょうか?今週も2日間しかなく、今日1日を大切にしなければ、今後大変な目に遭います。(振り返ってみてどうですか?)今回は中間考査を中心にさまざまなことを伝えたいと思いますので、しっかりこれを読んで、気持ちを切り替えてください。


〇「中間考査まであと14日」
 そもそも中学校とどう違うでしょうか?一番の違いは、日程の長さだと思います。まもなく試験1週間前になると、日程が発表されます。中学校では5教科は2日間程度で終わらせていたかと思いますが、高校ではさらに長い4日間実施されます。これだけを聞くと、その分早く帰れる日が多くて楽ができるなと感じるかもしれませんが逆です。テストの内容も倍、課題も倍になるということです。
冷静に考えてみると、今まで国語だったものが、現代文と古典に分かれ、それぞれ100点満点で50分間解くことになるわけですから当然ですよね。だから、今日から少しずつ中間考査に向けて学習を進めていくことが大切なのです。早速数学では中間考査に向けて掲示物が出ていますね。受検科目が多い分、早めに進めていきましょう。ちなみに部活動は来週の木曜日から停止となります。


〇「中間考査で点数が低いとどうなるか」
 中学校では点数が低くてもあまり気にしていなかったのかもしれませんが、高校では問題が発生します。以前、体育館で聞いた話をもう一度ここに書いておきますから、あとから何度も見返して読んでください。
 あなたが高校を卒業するためには、授業科目の「履修」と「修得」が必要だと言われています。
「履修」とは、簡単に言えば「休まずにきちんと授業に出席できたか」です。休みが多くなると、あとから補充課題が出され、最悪の場合、2年生になることができなくなります。
「修得」とは、簡単に言えば「授業内容をきちんと理解し、テストで結果を残せたか」です。つまり、定期考査であまりにも点数が低い場合は、最悪の場合、2年生になれません。今回は、各テストで原則30点取れていなければ「赤点」と呼ばれますが、初めての考査なので「このままではマズいですよ」という警告だけです。ただし、これが期末考査もとなれば、さらに厄介なことになりますから、何としても中間考査は大事にしたいですね。


〇「スタディサプリ導入」
  GW中のスタディサプリ活用率を見ていましたが、何人かが復習に使ってくれたようでした。使えばよいというわけではありませんが、机に向かって勉強するモチベーションがないときや、教科書やノートを見てもさっぱりわからないときには役に立つかもしれません。武器は多いほうが良い。知らないものを毛嫌いせず、どんどん活用していきましょう。まぁ、課題を終わらせるのが最優先ですけどね。


○「今は関係ないけれど・・・」
  最後に先輩たちの話をします。つい先日、3年生の先輩たちが模擬試験(通称「模試」)を受けました。あなたたちが初めて受けるのはもう少し後ですが、進学する人が受ける試験ですから全く関係ないわけではありません。この模試の結果を見ながら自分の今の実力を知り、全国の高校生と受験で戦うわけです。3年生のこの時期、あなたはどんな気持ちでこの模試を受けるでしょうか。
 もう一つ、今日から2・3年生が朝補習を受けています。2年生は人数が少ないですが、それでも受験に向けて頑張ろうという先輩が朝7:30から頑張っています。大学進学をしたいあなた、1年後、どんな気持ちで今日を迎えているでしょうか。先輩の姿を見て、自分は関係ないと思うのか、自分も頑張ろうと思うのか、決めるのはあなた自身です。

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