♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【中高生向け】人間国宝の人生を観に行く

おはようございます。8月と聞くと思い出されるのが10年前のこと。始発電車で東京へ行き、真夏の池袋演芸場で3時間近く並び、落語を観ました。これ、プロフェッショナル仕事の流儀でも扱われました。

 

https://www.nhk.or.jp/professional/2008/1014/index.html

「笑いの奥に人生がある」第100回 柳家小三治(2008年10月14日放送)

 

この落語が行われる"寄席"(読めないんだろうな、「よせ」って。)を見終わった後は、ごまたまごを購入し、真っ直ぐ家へ帰りました。どこにも寄らずです。

もったいないなと思うかもしれませんが、この人のために私は今日という日を、交通費を払ったんだということに価値があると思ったから何の損もありませんでした。

 

この方が番組でも語っていることに「人生全てが落語に出る」というものがあります。つまり、今までどう生きてきたか、今どう生きているかが全て仕事に現れるというのです。これは社会人になってから意識していることです。不満を言いながら教壇に立てば、否定的な言葉が出てきて、授業をつまらなくしてしまうと思うからです。

これからみんなはいろんな進路を選択します。その先どんな場所へ行ったとしても、仕事とプライベートを完全分離することはできません。お互いが良い影響を与え合えるように人生設計ができると良いのかなと思います。

 

令和2年8月1日(土)

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