♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.25『あの頃のおかげ』

おはようございます。先日、数年前に高校を卒業した教え子たちと食事をしてきました。お酒を飲むことなく、真面目に、真剣に近況報告をしあいました。そんな彼らを見ているうちに、あなたたちとの共通点に気づいたのです。それは一体何でしょう。答えは最後に。

彼らの卒業後の人生は順風満帆ではありませんでした。途中で学校をやめたり大学を留年したり、人間関係でもめたり…挙げればキリがありません。それでも前を向いて頑張っていけるのは、高校生の時に「気の置けない仲間たちと必死に考え、努力した」からだそう。みんなの昨日までの話し合いの雰囲気は、途中がどうであれ、決まった瞬間、拍手をして結論を認め合う良い雰囲気でした。まだまだ1つにはなれていませんが、きっとこのクラスなら1つの力になって体育祭を勝ち抜いてくれるのだろうと思います。今からとても楽しみです。

 

令和2年6月23日 朝の黒板メッセージ

 

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