♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【中高生向け】暇の恐怖

おはようございます。昨日面談しながら、このブログを読んでくれていたり、初日に渡したモチベーションノートを書いてくれていたりしている報告を受けました。離れていても、自分のメッセージは届いている。そう思うと、どんなことでも自分の思いを発信するって大切なことだなと感じました。私が先生になりたかったのは、国語を教えるためだけではなく、私と出会った人に何か言葉を心に残すためだったのです。

忙しい時は暇が欲しいとばかり思っていました。でも急に身動きがとれなくなったとき、必要のないことばかり考えてしまって、自分が欲しかったのは暇ではなかったのだと気づかされました。私が欲しかったもの。それは、区切りのための空白です。

例えば通勤時間です。私の場合、去年まで20分あったものが、今年度から40分に倍増してしまい、一見無駄な時間が増えたように思えます。でも、道に慣れてからはこの時間が増えたことで、気持ちがだんだん仕事モードに切り替わっていき、気持ちを整えていけるようになりました。急ぐとイライラしますけどね。

だから、連続して何かをしていると苦しいし、逆に暇でやることがなさすぎても苦しいから、適度にやるべきことがあって、適度に休める環境が一番心地よいのだと思います。という訳で、来週からの授業は、50分間(うちは45分スタートですが)フルでやるのではなく、何ヶ所かに適度な息抜きを入れて進めていきたいと思います。飛沫感染防止のため、あまりしゃべりすぎないようにします。難しい。

 

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