♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.169「固定電話恐怖症」

おはようございます。「今日も頑張るぞ」と教室に入ったら衝撃を受けました。黒板は拭きムラなくピカピカ、机・椅子も完璧に整っていたので、ほうきの掃き掃除だけをして、このメッセージを書いています。これだけキレイな教室を自分たちだけで作れるのは、日本中探しても、そうないだろうと思います。本当にありがとう。そして、それを応援してくれる2年5組のみんなもありがとう。

携帯電話が普及し、固定電話を使う機会が減っています。とはいえ、学校に携帯電話を持ってきてはいけないみんなにとって、まだあまり感じないことなのかもしれません。社会人になると、最初に悩む仕事の1つが電話対応です。固定電話は、いつ、誰からかかってくるか分からない恐怖があるため、そのことに悩んでしまうのです。この恐怖症を克服する唯一の方法は慣れです。自分の経験がないことには必ずと言ってよいほど恐怖心が伴いますが、果敢に挑戦することでその心は減っていき、自信がついていきます。今日も新しいことにチャレンジする1日にしましょう。

 

令和2年2月6日 朝の黒板メッセージ