♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.115「心の矢印」

おはようございます。気づけば期末テストまであと20日間。時はあっという間過ぎますが、やっぱり時間を上手く使えず苦労しています。あなたたちにも「(時間が)もったいない」と言うようにしていますが、同時に自分自身にも言い聞かせなければとも思っています。これからの時代は、"時を制する者が世を制す"時間を大切に。

最近、授業の雰囲気がよくありません。出てくる名前の人とじっくり話をする中で、気づいたことがありました。それは、自分自身が2-5のみんな一人一人と話ができていなくて、自分の思いが伝わっていないなということです。人はどうしても、自分の気持ちや状況を理解してくれないと他人を責めようとしてしまいます。この責め心が、このクラスの良くない雰囲気を作っているのです。特に担任である私は自分ができていなかったことを棚に上げて、他人を責める心を捨て切れずにいるのだと思います。今すぐに完璧な人間にはなれないかもしれませんが、他人を責める心の矢印を自分へ向けることに心がけようと思います。一緒に頑張りませんか?

 

令和元年11月7日 朝の黒板メッセージ