♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.18『やる気と勇気』

おはようございます。今日で1週間が終わりますね。よく学校に来られたな、みんな頑張ったなとつくづく思います。課題も「出したのに勢※」がほとんどで、前々から言っているように、信頼関係がうまく築けていない=未提出なのだと改めて感じました。今回は私もたくさんミスをしたので大いに反省しています。次回の課題回収の時にはこうならないようお互い頑張りましょう。

昨日の7限に手を挙げる人がいない状態を「やる気がない」と言いました。あとで冷静になって考えると、不適切だったなと思います。いろんな事情があるのに、目の前の状況を偏った見方で決めつけたこと、よくなかったと思います。「やる気」はあるのに行動する「勇気」がない。時としてこれを「やる気」がないと決めつけられ、批判にさらされることがあります。その決めつけ自体が悪いですが、そういう考えをもつ人がいるのも事実。そんな人にならないために、まずはその人を見る時に、いろんな可能性をもって立ち居振る舞っていることを考える必要があるのです。

 

令和2年6月12日 朝の黒板メッセージ

体重−1.0kg 初日比で1キロ痩せました。

体温36.3℃

 

※出したのに勢とは、提出したのにも関わらず、名前なしで提出していたり先生のチェックミスが起こったりして、未提出になっている状態の生徒を指します。