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おはようございます。数日前に同じようなタイトルでブログをアップしましたが、改めて昨日部活動であったことを踏まえてコメントを残しておこうと思います。
◯8:00からのミーティング
まず大前提として言っておきたいのは、今日引退の形をあなたたちで決めて欲しいということです。もう気持ちが切れてしまった人もいれば、まだまだ続けたいという人もいると思います。だからまずはみんなの気持ちを聞きたいと思います。
7月まで頑張りたい、期末考査までには引退したい、今日が最後でもいい…
あと10分ぐらいで練習が始まるから1つだけ伝えておく。今からの練習が最後の練習になるかもしれないってことだよね。だから目の前の練習を中途半端に終えたら、引退も中途半端になるってこと。そうはして欲しくない。どんな形であれ、力を出し切った上で引退をしてほしいから、まずこの練習はしっかりとやり切ってほしい。
中途半端になるぐらいなら帰ってもいいからね。
練習の最後に、2年生vs3年生のゲームを行い、セットカウント1-1で時間切れとなった。
◯練習後のミーティング
司会はキャプテン
「練習してみて改めてどう考えているか教えてほしい。」
多くの人が
力を出し切れていないからもう少しやりたい
という意見を出した。
「じゃあどんな形を最後にする?」
他校と練習試合、コロナ禍でできなかったOB戦、2年生との再戦…
OB戦をやりたい生徒はいないようだった…
もし他校との練習試合をするとしても、代替わりしていたらどうする?
「俺個人の考えで、練習試合はいつになるか分からないけど、2年生ともう一度戦うとしたらいつかはっきり決められるから良いと思う」
キャプテンの意見にみんなが同意した。そして1週間後の6/13に再び戦うこととなり、それまでの期間を3年生引退前最後の練習期間となった。
バレーボール部の生徒にとって、来週の試合が引退試合となりました。どういう形であれ、自分たちで引退の形を考えたという経験が彼らにとって重要な経験だと思います。このブログを読む中高生の中で、もし同じような境遇で、強制的に引退が勧告されていないならば、ぜひ自らがやってきた競技人生の終わらせ方を考えてほしいと思います。
もしそういう境遇でなくとも、強制的に引退させられた立場であっても、自分がやってきたことに対して、どういう形で終わりたいかをきっちりと考えた上で引退してほしいなと思います。この状況は最悪に思えるかもしれませんが、別の捉え方をすれば、引退を自分で決められるという特別な経験ができるということです。この経験は必ず将来に役立ちます。信じてください。
令和2年6月7日
体重−1.0kg
体温35.4℃