♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.156「心の矢印」

おはようございます。久々に5日間きっちりとある1週間のスタートです。気合いを入れていきましょう。先週末は、緊急の学級会を行いましたが、勘違いをしている人が何人かいるようだったので今日はそこから始めていきます。会議の中で出た意見は、「その場に合った行動ができていない」「やれるはずなのにやらない」「理想がない」「自覚がない」など、ないことづくしでした。2年5組はいつからこんなにネガティブなクラスになってしまったのでしょう。

1つの理由は、心の矢印が人の方を向いているからです。これは、自分に原因があっても「きちんとやれない人のことが分からない」とか「なんであの人はやらないの」と人のせいにしてしまう気持ちのことを表します。逆にうまくいかない時にこそ、自分に心の矢印を向け、自分には何ができるかを考えることが大切です。私の座右の銘は「現状維持は衰退である」です。自分は完璧だと思う気持ちが自分をダメにしてしまうことを痛いほど経験したからこそ、今の自分に満足しないよう言い聞かせています。さて、そろそろサブタイトルを決める時です。どんな言葉が良いと思いますか。

 

令和2年1月20日 朝の黒板メッセージ