♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.92「中庭で歌った合唱」

おはようございます。今日はNZの留学生と触れ合う最後の1日です。話す機会はないかもしれませんが、笑顔で見送れるとよいかなと思います。そして1限の道徳の時間を使って「花をさがす少女」について考えていきたいと思います。テーマは重いですが、しっかりと考えていくことが大切だと思いますよ。

2年前、合唱が楽しいと思えた瞬間がありました。当時の3年2組の合唱曲は「名づけられた葉」今年の3年生の学年合唱曲です。この曲を何度も何度も練習しているうちに、教室の横に1本の木があることに気づきました。何という名前の木か分かりませんが、いつしか歌詞に出てくる「ポプラの木」だとみんなが言い出しました。その木の下で歌った合唱は「私たちらしく本番も歌うぞ」というみんなの笑顔が輝くものになりました。歌詞を読み深めることは合唱を完成させる大切な要素なのだと私は思います。

 

令和元年10月2日 朝の黒板メッセージ