♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.75「違和感を喜ぶ」

おはようございます。今日は素点確認から始まり、6限に体育祭学年練習で終わりという1日です。天気があやしいですが、どんな状況であっても、先見できていれば困ることは全くありません。今日取り組んだみてできなかったことを明日の6限に生かせるとよいですね。

人は成長しようとすると、必ず元に戻ろうとする力が働きます。「恒常性」(ホメオスタシス)があるからです。これは、「昨日の通り生きていれば死ぬことはない、安心だ」という本能から来ています。でも、そんな力に負けず変わろうとする姿がいくつも見られます。1学期に課題を出せなかった人が、遅くなっても出すようになった。周りに声をかける自信のなかった人が声をかけてかけられるようになったなど。変わろうとする時には必ず違和感があります。でもそれを自分がみんなが喜べるようになった時、本当の「楽しさ」がやってきます。

 

令和元年9月5日 朝の黒板メッセージ