♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

なぜ私たちはどこでも座りたがるのか

おはようございます。
最初にお知らせです。(丁寧に書いています。)
①授業時間外のエアコンの使用について
 昨日、教室で勉強以外の理由で騒ぐ姿を
 見てしまいました。該当の人には
 すぐに片付けさせました。
 「学校は勉強する所」
 「受験生として頑張りたい人を応援する場」
 としたいので、時間外に遊ばないよう
 エアコンに鍵をかけました。
 進路学習室に学習環境を整えましたので
 勉強しに来てください。

②荷物の持ち帰りと貴重品管理について
 保護者会に向けて、教室と廊下の整理を
 スタートさせています。
 乱雑に置かれた教科書やシューズは
 私の方で預かっています。
 取りに来るとともに、物の管理を
 意識しましょう。また、期末考査時期に
 盗難の話を流しました。自己防衛とともに
 もし被害に遭ったらすぐに教えてください。

③隙間時間の使い方について
 教室へ入ると漢字小テストの勉強を
 頑張る姿が見えるようになってきました。
 受験生として大切なことは、固まった勉強
 をすることよりも、ほんの1分でも
 何か頑張ろうとする姿です。
 スタサプはそういう意味で有効ですよ。

参考文献:https://tarzanweb.jp/post-283472

本題です。
先日、出張でとある駅で電車を待っていたら
名古屋市内の女子高生が地べたに座って
カバンをゴソゴソしていました。
恥ずかしいなと思いながら、その人に何も言えず
そんな中途半端な自分がまた恥ずかしくなりました。
そんな出来事の後、ふと「座る」ことで
何か面白い話はないかと探したら
この記事が出てきました。
座れば座るほど健康になる。
東洋ではそう考えられてきた。
常に目覚めて直立している姿勢こそが、
人間本来のあり方である。(古代ギリシャ)
日本人は、立つということよりも
座ることの方が良いという価値観を
元々持っているのだそう。
だから胡座(あぐら)、正座、長座などの
座り方もそうだし、夏のゴザ、冬の炬燵の
(悪い例ですが)教室やホームでの座り込みも
この価値観から来ているようです。
一方、西洋では座り続けることがやがて死に至る
という論文(ジェームズ・レヴァイン・2014)が
出るほど、座ることに抵抗があるため、
必ず椅子に座るようです。
最後にこの話を論国の内容
『「である」ことと「する」こと』
でまとめます。
その国の慣習や価値観について調べてみると
やはり私たちは「偏向性」を持っているようです。
自分は物事を常に客観的に見ていると思っても
実際には、偏った価値観に「捉われて」
自由でない場合が多くあります。
こうやって私のメッセージを読みながら、
いろいろなものに目を向け、
ニュースにも関心を持ち、
偏りがなくせると良いですね。

令和6年7月6日(土)

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