最近、中田敦彦のYouTube大学にハマっています。その中で、新井 紀子さんの「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」の紹介動画がありました。その中で、これからの時代はコミュニケーション能力や読解力が求められることが言及されていました。
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前編
後編
例えば、動画ではこんな問題が出されていました。
帽子を被っていないのは全て女の子だった。スニーカーを履いていない男の子はいなかった。
上の文と同じ意味を表した文は、次の中にいくつあるか?
①女の子は全員帽子を被っていない。
②男の子も女の子も全員スニーカーを履いている。
答えは両方とも違うため、ゼロ。帽子を被っていない人を見ていくと、その人たちは女の子だったものの、帽子を被っている人には注目しておらず、帽子を被った女の子がいなかったとは言い切れないからです。また、男の子は全員スニーカーを履いていたことは間違いありませんが、女の子については分からないのです。
これからはこういった文脈を捉える力が求められると聞き、これからの授業の在り方を深く考えさせられました。国語の力の大切さを伝え、伸ばすという使命をもつ我々にとっては喫緊の課題です。