♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.143「通過点」

おはようございます。今日はあいにくの空模様ですが、教室で落ち着いて学習に取り組める環境とも言えます。移動教室ばかりですけどね。そして、今日から2学期最後の授業が出てきます。しっかりと2学期のお礼を言うとともに、最高の形で授業が終えられるよう頑張りましょう。

東京2020へ向けて、気になる発言をされている方がいました。やり投げの北口選手です。彼女は「オリンピックは通過点」と言い切ったのです。多くの選手が来年最高の形で迎え、終われるように、という意識をもつ中、彼女は「今出せる最高のものを常に更新していき、高みを目指すための通過点としてオリンピックを位置づけている」つまり、ゴールは大会ではないということです。私たちはテストや大会など目に見える結果をゴールにしてしまいがちですが、その先の自分が思い描く理想のためには、結果が出た後の行動にこそ大切なものがあるのではないかと感じました。

 

令和元年12月17日 朝の黒板メッセージ