♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【中高生向け】制限があるから頑張れる

おはようございます。昨日は共通テスト1日目おつかれさまでした。英語の難易度についてTwitterのトレンドに入るほど難しかったようですね。国語はそこまでの難しさは感じませんでしたが、こつこつと取り組んでこなかった生徒にとっては手厳しい入試になったかと思います。今日の理系科目、そして私大、国公立と続いていきますのでどんどん先へ先へ勉強していきましょう。
今日はこちらの話題です。

要するに22歳でデビューしなければ次の進路を考えてください、という制度のようです。一見夢を奪うような制度のように見えますが、そうではありません。部活動最後の大会もそうですが、制限があると、最後に向けて全力を傾けて頑張れます。そこで思わぬ力が発揮できるのです。一方で制限なく、来年もあるからいいやと思っていたら結果など出るはずもありません。
最後に徒然草の一説を紹介して終わりましょう。

初心の人、二つの矢を持つことなかれ。後(のち)の矢をたのみて、初めの矢に等閑の心あり。毎度ただ得失なく、この一矢(ひとや)に定むべしと思へ。(徒然草 第九十二段)

はじめての人は2つの矢を持ってはならない。2本目の矢をあてにして、1本目の矢にいい加減な気持ちを持つ。毎回ただ失敗なく、この1本の矢で決めようと思いなさい。

令和3年1月17日(日)

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