♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.106「小学生から学んだこと」

おはようございます。朝、教室に入って惚れ惚れとしてしまいました。机、椅子がきちんと整えられていて、名札もきちんと返却されている。この時期はいろんなことが崩れてしまいがちですが、みんなで声をかけ合って、キレイを保てている。本当に素敵なクラスだなと思いました。みんなありがとう。

昨日は小学校で国語の授業を見学してきました。話のタイトルは「大造じいさんとガン」で、ガンが飛び立つシーンでした。大造じいさんはガンに対しては良い感情ではなかったのに、年を追うごとに気持ちが変化していくこの話。最終段落の一文一文を読んでどう読み取れるか、先生が問いかけると次々に答えが出てきました。その中でも特によかったのが、発言に対して「いいね」「なるほど」「賛成」という前向きな言葉がたくさん出ていたことです。このクラスでも何気ない一言で救われたと感じている人がたくさんいます。前向きな言葉を出すように意識していると、本当に幸せな雰囲気になるなと再確認した出張でした。

 

令和元年10月24日 朝の黒板メッセージ